店名が、その特徴を十分過ぎるほどに表している。店主の佐々木憲幸さんは店を始める前は水産会社に勤務しており、現在はかつての職場であった札幌市中央卸売市場に毎朝買い付けに赴く日々。ゆえに新鮮で質の良いネタを安く仕入れる術を熟知しており、提供するのはどれもボリュームと価格がいい意味でアンバランスなメニューばかりだ。看板は、その日おすすめのネタをダイナミックに盛り込んだ「吟海の刺身盛り」(写真は2人前1,490円)。これからの季節は甘みたっぷりの「海水ウニ」に注目したい。
※ 2020年7月現在のデータ