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外食トピックス

グルメメディア「ヒトサラ」、「Best Chef&Restaurant 2024-2025」発表

USEN が運営するグルメメディア「ヒトサラ」は、 2024 年に最も輝いたシェフ・レストランをたたえる「 Best Chef & Restaurant 2024-2025 」を発表。 629 名のシェフへアンケートを実施し、「 100 店舗・ 105 名のシェフ」を選出。副賞では、シェフたちが 2024 年に食べたなかで最も記憶に残っている、忘れられない料理を賞賛する「シェフが推す“感動の一皿”賞」や、料理のプロをもうならせた「シェフが選ぶカレー店・ラーメン店賞」を新設した。

日々「おいしさ」を追求し続けるシェフへの敬意を込めて 2013 年から表彰を実施し、今回で第 12 回目となった「 Best Chef & Restaurant 」は、全国の「ヒトサラ」掲載店を対象に、全国のシェフが本当においしいと思うお店を推薦する「ヒトサラ」内のコンテンツ「シェフがオススメするお店」に寄せられた推薦をもとにノミネート店を選出。ノミネート店から部門ごとに推薦したいシェフ・レストランに関して「ヒトサラ」掲載店のシェフアンケートを実施し、集計結果を基に決定する。

今回は、全体部門では「ベストシェフ&レストラン 100 賞」に 100 店舗・ 105 名を選出した。副賞では、「シェフが推す“感動の一皿”賞」に 3 店舗・ 3 名、「シェフが選ぶカレー店・ラーメン店賞」に 9 店舗、「サステナブル シェフ&レストラン賞」に 6 名、「 U-35 シェフ賞」に 6 名、「ローカル・ガストロノミー賞」に 4 名をそれぞれ選出。そして、特別賞では、「ヒトサラ編集長 特別賞」に 5 店舗、「ヒトサラ MAGAZINE 特別賞」に 4 店舗、「ヒトサラ公式 SNS 特別賞」に 3 店舗が選出された。

なお、「ベストシェフ&レストラン 100 賞」は、シェフの推薦人数により、受賞シェフ・レストランを帽子の数として 3 段階に分けており、今回は 20 名以上のシェフがおススメの「 3 つ帽子」に「 SÉZANNE/ ダニエル・カルバート氏 / 東京都 / フランス料理」など 7 店舗・ 7 名、 10 ~ 19 名のシェフがおススメの「 2 つ帽子」に「里山十帖 / 桑木野恵子氏 / 新潟県 / オーベルジュ」など 7 店舗・ 7 名、 1 ~ 9 名のシェフがおススメの「 1 つ帽子」に「 Otowa restaurant/ 音羽和紀氏・音羽元氏・音羽創氏 / 栃木県 / フランス料理」など 86 店舗・ 91 名が選出された。 2024 年版「アジアのベストレストラン 50 」 1 位の「 SÉZANNE/ ダニエル・カルバート氏」は 3 年連続での「 3 つ帽子」受賞となったが、シェフからの推薦数が最も多く、圧倒的な強さを誇った。また、「フロリレージュ」や「マルゴット・エ・バッチャーレ」で研鑽を積んだ若きシェフ「白寧 / 林大氏」や、「菊乃井本店」や「エスキス」で研鑽を積んだフランス人シェフ「氣分 / ユーゴ・ペレ=ガリックス氏」が初登場で 3 つ帽子を受賞。地方から都市部まで幅広く、 42 店舗・ 43 名が初受賞となった。さらに、「 villa aida/ 小林 寛司氏」、「楽・食・健・美 -KUROMORI-/ 黒森洋司氏」、「 BACAR OKINAWA/ 仲村大輔氏」など 9 店舗・ 9 名が過去 5 回以上入賞となり殿堂入りとなった。
■ユーザー志向の変化に伴う外食産業の二極化、ローカル・ガストロノミーへの関心高まる

ヒトサラ編集長の小西克博氏は、『 2024 年は「令和 6 年能登半島地震」で始まった年でした。現地では飲食店も大きな被害を受け、風評被害も相まって厳しい現実が突き付けられました。今回の「 Best Chef & Restaurant 2024-2025 」では、被災後も懸命に戦うシェフたちに多くの賞賛が集まりました。外食全体を眺めると、利用者は増えているものの宴会や二次会は減少しており、円安や物価高の影響もあって存続が難しい業種が増えました。高額で予約困難なお店と、その他のお店との二極化はより鮮明になっています。一方、インバウンドは堅調で、訪日外国人に対しての新しいサービスが生まれ、国内を深堀するローカル・ガストロノミーも好調です。今後もっとユニークな進化を見せてくれるでしょう。』とコメントした。
「 Best Chef & Restaurant 2024-2025 」特設ページ: https://hitosara.com/contents/award/

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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