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外食トピックス

リクルート、物価高で高まる節約志向の実態と外食での節約行動_概要編

リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、物価高で高まる節約志向の実態と外食での節約行動について消費者アンケート調査を実施した。外食ドットビズでは、概要編、外食編、意向編の3回に分けて掲載する。
■最近の物価高で節約志向が高まった人は49.1%、前年比では3ポイントの増加
 最近の物価高での節約意識を尋ねたところ、「物価高の前から意識し、今はもっと意識している」「物価高の前は意識していないが、今は意識している」のいずれかを選択した「最近の物価高で節約志向が高まった人」は計49.1%であった。前年の46.1%より3.0ポイント増加し、2022年度(49.4%)と同程度。「最近の物価高で節約志向が高まった人」を性年代別に見ると、女性は20~40代と60代で半数を超えている。また、どの年代でも、女性は男性より「最近の物価高で節約志向が高まった人」が多い。
■節約を意識している出費トップ3は、「内食の費用」「光熱・水道費」「外食の費用」で前年と同じ
 現在、特に節約を意識している出費を尋ねた結果、1位は「内食の費用」(自炊の食材等の費用)で46.7%、2位は「光熱・水道費」で40.4%、3位は「外食の費用」で36.1%と前年と同じ順位であった。「内食の費用」「外食の費用」は前年比では増加し、特に「内食の費用」は2ヶ年連続で増加している。「外食」「中食」「内食」のいずれかの出費を挙げた人を集計した「食費・計」は65.3%で、前々年(62.9%)、前年(63.3%)と年々増加してきている。食費に関連する出費の性年代別では、30~50代女性は「内食の費用」、50代男性は「外食の費用」、30代女性では「中食の費用」の回答割合が、他の性年代よりも高くなっている。

【調査概要】
調査対象:首都圏・関西圏・東海圏に住む20~69歳の男女(マクロミル登録モニター)
調査期間:1月6日~1月16日
有効回答数:7,621(首都圏3,892・関西圏1,976・東海圏1,753)件

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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