繁盛店の扉 サッポロビール 飲食店サポートサイト

外食トピックス

リクルート、じゃらん 人気観光地 満足度ランキング2024_東日本エリア編

リクルートが発行する旅行情報誌「じゃらん」は、東北から九州に居住する約6,200人を対象に観光地に関するアンケートを実施し、その結果を「じゃらん 人気観光地 満足度ランキング2024」として発表した。外食ドットビズでは、東日本エリアと西日本エリアの2回に分けて掲載する。なお、本ランキングは、2023年に宿泊旅行で訪れたことがある観光地の中から「もう一度行きたい」と思う観光地を集計したもの。また、結果の一部は、7月1日発売の「じゃらん」8月号でも紹介される。
■東北エリアのトップ3は「鳴子」「秋保」「鶴岡・湯野浜・あつみ」
 東北エリアのトップ10は、「鳴子(宮城)」(57.9%)、「秋保(宮城)」(55.3%)、「鶴岡・湯野浜・あつみ(山形)」(55.1%)、「雫石・つなぎ・鶯宿(岩手)」(54.4%)、「仙台(宮城)」(53.9%)、「田沢湖・角館(秋田)」(51.4%)、「青森市・浅虫(青森)」(50.5%)、「奥入瀬渓流・十和田湖(青森)」「花巻(岩手)」「福島市・飯坂・土湯・高湯(福島)」(各50.0%)だった。
 「関東・東北じゃらん」編集長の吉田裕之氏は、『2024年は上位の観光地ががらりと入れ替わり、各県を代表する知名度の高い観光地「鳴子」や「田沢湖・角館」、「作並」や「安比高原」などが順位を大きく上げる結果となりました。いずれもコロナ禍の間に新規出店やコンテンツの拡充など、さらに魅力を増やしているエリアです。人流を気にせず動きはじめた今、王道観光地で新たな魅力を再発見したことが多くの支持を集めたとみています。中でも今回1位を獲得した「鳴子」は、湯ヂカラ自慢の温泉地です。湯巡りはもちろん、近年はカフェなどのニューオープンも続き、街歩きの楽しみが増えたことが満足度の高さにつながったのではないでしょうか。』と解説した。
■関東エリアのトップ3は「舞浜・浦安」「草津」「熱海」
 関東エリアのトップ10は、「舞浜・浦安(千葉)」(82.4%)、「草津(群馬)」(68.2%)、「熱海(静岡)」(62.1%)、「箱根(神奈川)」(61.9%)、「那須(栃木)」(60.9%)、「軽井沢(長野)」(55.8%)、「横浜(神奈川)」(55.5%)、「湘南・鎌倉(神奈川)」(55.1%)、「下田・白浜(静岡)」(53.7%)、「長野・飯綱・戸隠(長野)」「蓼科・白樺湖・車山(長野)」(各53.1%)だった。
 吉田氏は、『2023年と比べて、街歩きが楽しい「熱海」や「湘南・鎌倉」、公共交通機関でアクセスしやすい「下田・白浜」や「長野・飯綱・戸隠」が急上昇しました。近場の王道観光地に再び人の流れが戻り、グループ旅行が増えた影響で電車やバス利用などでアクセスしやすい観光地が上位に戻ってきたことが、2024年の特徴と言えます。また、数年ぶりにお祭りや花火大会が各地で再開されたことも影響し、旅行者の選択肢が広がったことを感じさせる結果となりました。』と解説した。
■東海エリアのトップ3は「奥飛騨温泉郷」「下呂温泉」「飛騨高山」
 東海エリアのトップ10は、「奥飛騨温泉郷(岐阜)」(85.0%)、「下呂温泉(岐阜)」(68.5%)、「飛騨高山(岐阜)」(66.4%)、「伊勢・二見(三重)」(64.4%)、「金沢・湯桶(石川)」(63.6%)、「浜松・浜名湖・舘山寺温泉(静岡)」(58.0%)、「松本(長野)」(56.5%)、「蒲郡温泉郷(愛知)」(54.5%)、「軽井沢(長野)」(54.3%)、「長野・飯綱・戸隠(長野)」(53.8%)だった。
 「東海じゃらん」編集長の芝谷千惠子氏は、『1位を獲得した「奥飛騨温泉郷」は、100を超える豊富な源泉を有する癒やしの力に満ちた観光地として元々人気のエリア。日本では珍しい四輪バギーやE-bikeが登場し、雄大な大自然に溶け込めるアクティビティが増えたことも満足度の高さに繋がったとみています。今秋には新穂高ロープウェイの「頂の森」がグランドオープン予定でさらに注目です。また都市部から比較的近い観光地「浜松・浜名湖・舘山寺温泉」「蒲郡温泉郷」も大幅に順位を上げています。コロナ禍の期間で新店やリニューアルした施設も多く、一度行ったことがある場所でも新たな発見があったことが多くの支持を集めたのではないでしょうか。』と解説した。

【調査概要】
調査時期:1月22日~1月27日
調査方法 :インターネットリサーチ
調査対象:対象の各地域に居住する20~69歳の男女
※東北の調査は東北居住者など、そのエリアに居住の人に回答してもらった
調査実施機関:マクロミル

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

過去の記事はこちら