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外食トピックス

日本チェーンストア協会、7月のスーパー売上高は17ヶ月ぶりの前年比減

日本チェーンストア協会は、会員企業 47 社・ 9,253 店を対象にした 2024( 令和 6) 年 7 月度チェーンストア販売統計を発表。 7 月は、食料品は節約志向から買上点数の減少が続いているが、店頭価格の影響もありまずまずの動きだった。住関品もまずまずの動きだったが、衣料品は季節商品を中心に動きが鈍く、総販売額は 1 兆 598 億 8434 万円 ( 店舗調整後前年同月比 99.0 % ) と 17 ヶ月ぶりに前年を下回った。

部門別では、食料品が 7336 億 4422 万円 ( 同 100.9 % ) 、衣料品が 586 億 142 万円 ( 同 89.9 % ) 、日用雑貨品などの住関品が 2130 億 8144 万円 ( 同 104.9 % ) 、サービスが 24 億 7586 万円 ( 同 104.4 % ) 、その他が 520 億 8140 万円 ( 同 73.0 % ) であった。

なお、商品別の食料品関連の動きは以下の通り。

農産品は、じゃがいも、キャベツ、たまねぎ、トマト、きゅうり、人参、なす、かぼちゃ、オクラ、きのこ類、カット野菜、カットサラダなどの動きは良かったが、大根、とうもろこし、枝豆、ブロッコリー、アスパラガスなどの動きは鈍かった。果物では、すいか、桃、国産ぶどう、プラム、キウィフルーツ、輸入りんご、カットフルーツなどの動きは良かったが、梨、さくらんぼ、シトラス、パイナップルなどは動きが鈍かった。

畜産品は、豚肉、鶏肉はまずまずの動きだったが、牛肉の動きは鈍かった。鶏卵、ハム・ソーセージの動きも鈍かった。

水産品は、刺身、まぐろ、かつお、たい、ぶり、さわら、ほたて、うなぎ、サーモン、塩さば、冷凍魚、漬け魚、しらす、海藻類などはまずまずの動きだったが、あじ、いわし、いか、干物、貝類、魚卵などの動きは鈍かった。

惣菜は、温惣菜はフライ、天ぷら、唐揚げ、ピザ、焼物、焼鳥などの動きは良かったが、中華の動きは鈍かった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともにまずまずの動き、米飯、寿司の動きも良かった。

その他食品は、米、牛乳、乳製品、ヨーグルト、乳酸菌飲料、アイスクリーム、冷凍野菜、冷凍食品、オリーブオイル、菓子パン、涼味麺、粉物、デザート、シリアル、水物、納豆、キムチ、米菓、涼味和菓子、キャンディ、グミ、ノンアルコール飲料などはまずまずの動きだったが、機能性飲料、乳飲料、食酢、カップ麺、豆腐、練物、缶詰、ビスケット、豆菓子、インスタントコーヒー、塩、焼酎、ウイスキー、新ジャンルビールなどの動きは鈍かった。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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