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外食トピックス

ぐるなび、調査をもとに2024年のモバイルオーダーに関する傾向を分析

ぐるなびは、20代~60代のぐるなび会員1,000名を対象に実施したモバイルオーダーに関する調査をもとに、2024年のモバイルオーダーに関する傾向を分析した。
 モバイルオーダーの利用は年々増加しており、全般的な評価についても約7割が満足していることがわかった。また、モバイルオーダーを利用したことがあると回答した人の約6割がファストフード、カフェ・喫茶店での利用経験があり、軽食業態ではモバイルオーダーが定着しているとみられる。
■6割以上がモバイルオーダーを利用したことがある!前回調査より約2割増加
 モバイルオーダーを利用したことがあるかという質問に対して、2022年6月の調査結果では「ある」と回答した人が41.4%だったのに対して、昨年の調査では52.2%、そして今回の調査結果では62.1%に達し、ここ2年で約2割も増加していることがわかった。
■モバイルオーダー利用者の7割弱が満足したと回答、その利便性が高評価の理由か
 モバイルオーダーを利用したことがある人(n=621)に、全般的な評価を聞いたところ、「満足」(27.5%)+「やや満足」(39.6%)と、3人に2人強が「満足・計」(67.1%)したと回答。
満足したと回答した人(n=417)にその理由を聞いたところ、「店員を待たずに済む」(42.7%)、「忙しそうでもすぐに注文ができる」(42.4%)、「便利だから」(40.0%)、「ゆっくりメニューを見ることができる」(39.6%)、「口頭でオーダーを伝えるよりも確実」(34.8%)が上位回答であった。モバイルオーダーの利便性が多くの顧客に評価され、来店時の顧客満足度を高めることに一翼を担っていると見られる。
■居酒屋での利用が伸長!モバイルオーダーを導入店舗数も増加しているよう
 モバイルオーダー利用内訳を年代別・性別に見ると、20代・30代の男性ではファストフードが多く、20代・30代女性ではカフェ・喫茶店での利用が多いことがわかった。また、居酒屋での利用が2022年に比べて+249%と伸長しており、モバイルオーダーを導入している居酒屋店舗数も増加していると考えられる。アルコールや料理などの追加注文・注文点数が多い業態になるため、同社の「ぐるなびFineOrder」でも大規模チェーンだけではなく中小規模の店舗でも導入が進んでいる。
■6割強の人が今後の利用意向あり、お得感や利便性の向上が利用者増に寄与しそう
 全員に対して、今後、モバイルオーダーを利用したいと思うか聞いたところ、「利用したい」(23.5%)+「まあまあ利用したい」(41.0%)と、6割強の人が「利用したい・計」(64.5%)と回答。
 どのような仕組みであれば、利用したいと思うかに関しては、「利用することで割引や特典がつく」(50.0%)、「メニューが探しやすい」(47.6%)、「操作が簡単」(42.2%)、「キャッシュレス決済ができる」「会員登録等をしなくてよい」(各39.2%)が上位回答であった。割引や特典が付くお得感や、メニューが探しやすく操作が簡単といった利便性の向上が、利用数の増加に寄与すると考えられる。

【モバイルオーダーに関する調査】 
調査日:7月8日~7月12日
調査方法:WEBアンケート調査
回答者:20代~60代のぐるなび会員1,000名

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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