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サッポロビール、「企業内がんコミュニティ立上げ・運営ガイドブック」を公開

サッポロビールは、がん経験者の社内コミュニティ「 Can Stars( キャンスターズ ) 」のこれまでの活動からの学びや知見をまとめた「企業内がんコミュニティ立上げ・運営ガイドブック」を公開した。

「 Can Stars 」は、同社内において 2019 年に発足したがん経験者の社内コミュニティ。会員は、がん経験者本人または家族、遺族を対象者としている。がん経験者同士の体験の共有などによる相互支援や、社内の意識啓発、社外との協働、社外発信による社会全体の両立支援の後押しなどの活動を、隔月の会合を中心に行っている。

現在、治療と仕事の両立支援の推進を目的に企業内のがんコミュニティを発足する企業も少しずつ拡大しているが、立上げや運営に際しての進め方や課題について、他企業や団体から同社に質問を寄せられることも少なくないという。そこで、本ガイドブックでは、がんコミュニティの立上げや運営の際の様々な企業の実情に応じたやり方を示すとともに、「 Can Stars 」の 5 年間の具体的な活動をまとめている。

作成にあたっては、「 Can Stars 」内の有志によるプロジェクトで検討を行い、一般社団法人 CSR プロジェクトや他企業と 2020 年以降「企業合同ピアサポート研修」を開催してきた「 WorkCAN's( ワ―キャンズ ) 」に参加しているアフラック生命保険・カルビー・電通などからもアドバイスを得ながら進めた。

同社は、「誰かの、いちばん星であれ」をビジョンに掲げ、その行動規範「カイタクしよう」のひとつには「カイタクしよう、社会との共鳴を」を示している。今回のガイドブック作成を機に、「 Can Stars 」による社内の治療と仕事の両立支援を一層推進し、また、他企業の社内がんコミュニティの取り組みの後押しとなり、社会全体の両立支援がさらに推進されることを願うとしている。
企業内がんコミュニティ立上げ・運営ガイドブック: https://www.sapporoholdings.jp/groupannouncement/202406canstarskngb.pdf

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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