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外食トピックス

mottECO普及コンソーシアム、食品ロス削減対策導入モデル事業に採択

セブン&アイ・フードシステムズは、同社が参加する産官学アライアンス「 mottECO 普及コンソーシアム」として推進する食品ロス削減の取り組みが、環境省「令和 5 年度食品の消費行動に伴う食品ロス削減対策導入モデル事業」に採択されたと発表した。

mottECO 普及コンソーシアムは、外食事業 8 社 ( 同社・ロイヤルホールディングス・ SRS ホールディングス・アレフ・ダイナック・トリドールホールディングス・いっちょう・康正産業 ) 、ホテル事業 8 社 ( 日本ホテル・京王プラザホテル・ホテル日航つくば・ニッコースタイル名古屋・名鉄ホテルホールデイングス・城山観光・芝パークホテル・レンブラントホテル ) 、中食事業 1 社 (blancjapan) 、 2 つの自治体 ( 東京都杉並区・東京都多摩市 ) 、 2 つの大学 ( 東京農業大学、立命館大学食マネジメント学部 ) の合わせて 21 団体からなる、食品ロス削減推進を目的とした産官学連携アライアンス。

今回採択されたのは、「産官学連携による mottECO 普及推進を通じた食品ロス削減事業」で、「食品ロス・食品廃棄物削減」という社会課題について、産官学連携により、全国でも例を見ない規模でのソリューション提供に挑戦する取り組み。

「 mottECO 」の取り組みは、来店客が食べ切れない料理の持ち帰りを希望した場合、安全に食べてもらうための注意喚起チラシと容器を渡し、客自身の責任において持ち帰ってもらうことで、「食べ残したものは自分の責任で持って帰り、ごみにしない文化」の創造と普及を図るもの。「産」は競合の垣根を超えた複数の事業者による mottECO 導入と実践、「官」は関係省庁 ( 国 ) の発信に則った取り組み推進と地域課題 ( 自治体 ) の解決、「学」は事業者には難しい調査・研究・情報提供・ Z 世代への発信など、「産」「官」「学」はそれぞれの特性に応じて役割を担う。

今回のモデル事業採択を受け、今後 mottECO 実践団体ならではの発信による普及啓発事業として、昨年に続き mottECO 普及コンソーシアム主催によるイベントを今夏に実施する予定だとしている。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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