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外食トピックス

ポスタス、POSデータを基にした2024年4月度の飲食店売上動向を発表

クラウド型モバイルPOSレジの「POS+(ポスタス)」を提供するポスタスは、2024年4月度の飲食店売上動向について、「POS+」のPOSレジを導入している飲食店のPOSデータを基に集計し、結果をとりまとめた。
【集計1】全国飲食店 売上月次推移(前年対比)、エリア別売上週次推移(前年対比)
 4月度の前年対比の売上伸長率は、前月(前年同月比102.3%)から25.3pt増の127.6%と4ヶ月ぶりに上昇した。地方平均も123.5%と前月(99.7%)から増加した。各地域の売上については、東北・中部・四国以外の地域で前年対比120%を上回った。
【集計2】飲食店 エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法
 キャッシュレス決済比率は、全国で48.4%と、前月(51.3pt)から2.9ptの減少となった。キャッシュレス決済比率が最も高い関東地方は56.6%で、前月(61.3%)から4.7ptの減少となり、60%を下回った。また、全ての地域でキャッシュレス比率は30%を超えている。業態別のキャッシュレス比率は、すべての業態で30%を超えた。また、食事系、軽食、持ち帰りでのコード決済比率の割合は引き続き10%以上となった。
【集計3】飲食店 ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率
 ジャンル別にみると、フランス料理・鉄板料理・しゃぶしゃぶ・寿司・その他西洋料理で前月に引き続きキャッシュレス比率が60%を超えた。中でも鉄板料理は70.3%と高い水準となった。サラダ店のコード決済比率は20.3%と最も高い。
 キャッシュレス決済を100%として内訳を見た場合、クレジットカードのキャッシュレス決済比率は、寿司・鉄板料理・フランス料理で90%以上を占める。コード決済比率では、ラーメン・持ち帰り販売・サラダ店で40%を超える。
 3月度と4月度のキャッシュレス決済比率を比較すると、すべての業態で減少した。その中、専門料理は55.8%と業態の中で比率が一番高い。キャッシュレス決済手段別では、3月度と4月度を比較すると、食事系の電子マネーの割合を除き、すべての業態で減少した。
 全国における決済方法では、引き続き現金が最も多く51.6%で第1位となった。キャッシュレス決済方法のランキングは、クレジットカードが79.4%、次いでコード決済が14.8%となった。業態別で見ると、キャッシュレス決済利用は、1位の専門料理が50.1%と前月より3.2pt減少した。

【集計1】
集計内容:飲食店 売上月次推移(前年対比)、エリア別売上週次推移(前年対比)
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間:2021年…同年4月1日~12月31日/2022年・2023年…各同年1月1日~12月31日/2024年…同年1月1日~4月30日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
【集計2】
集計内容:飲食店 エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法
集計対象:POS+のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の5業種・25ジャンルに分類される店舗
食事系:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン
軽食:カフェ・喫茶、ハンバーガー
専門料理:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、沖縄料理
居酒屋:和風居酒屋、洋風居酒屋
その他:バー
集計期間/集計手法/データ提供数…集計1と同様
【集計3】
集計内容:飲食店 ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率(内訳)
集計対象/集計期間/集計手法/データ提供数…集計2と同様

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