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外食トピックス

日本チェーンストア協会、2024年3月度チェーンストア販売統計を発表

日本チェーンストア協会は、会員企業 54 社・ 10,920 店を対象にした 2024( 令和 6) 年 3 月度チェーンストア販売統計を発表。 3 月は、食料品は節約志向からの買上点数減少に若干の改善傾向が見られ、農産品の相場高や店頭価格上昇もあり売上は伸びた。衣料品は気温の低下により春物商品の動きが鈍かったが、住関品の動きも良かったことから、総販売額は 1 兆 2216 億 3560 万円 ( 店舗調整後前年同月比 109.3 % ) と 13 ヶ月連続で前年を上回った。

部門別では、食料品が 8497 億 8496 万円 ( 同 111.7 % ) 、衣料品が 675 億 8278 万円 ( 同 96.7 % ) 、日用雑貨品などの住関品が 2196 億 5268 万円 ( 同 107.4 % ) 、サービスが 28 億 2775 万円 ( 同 130.4 % ) 、その他が 817 億 8743 万円 ( 同 102.2 % ) であった。

なお、商品別の食料品関連の動きは以下の通り。

農産品は、玉ねぎ、長ねぎ、トマト、スナップエンドウ、きのこ類、カット野菜などは好調だったが、キャベツ、レタス、きゅうり、ミニトマト、ほうれん草、筍などの動きは鈍かった。果物では、柑橘類、いちご、 すいか、バナナ、キウィフルーツ、輸入ぶどう、カットフルーツなどの動きは良かったが、りんごなどは動きが鈍かった。

畜産品は、豚肉、鶏肉の動きは良かったが、牛肉の動きは鈍かった。鶏卵、ハム・ソーセージはまずまずの動きだった。

水産品は、刺身柵、まぐろ、ぶり、生かつお、たこ、サーモン、ほたるいか、塩鮭、塩さば、冷凍魚、魚卵、海藻類などはまずまずの動きだったが、刺身盛合わせ、鯛、あじ、いわし、するめいか、さば、生銀鮭、いかなご、貝類などの動きは鈍かった。

惣菜は、温惣菜は天ぷら、フライ、スナック、焼き魚、焼き鳥などは好調だったが、中華、オードブルなどの動きは鈍かった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともにまずまずの動き、弁当、寿司の動きも良かった。

その他食品は、牛乳、乳飲料、乳酸菌飲料、ヨーグルト、飲料、乳製品、冷凍食品、アイスクリーム、パン類、袋・カップ麺、レトルト米飯、オリーブオイル、和・洋調味料、水物、玉子豆腐、缶詰、デザート、チョコレート、スナック、豆菓子、グミ、キャンディー、ビスケット、スパークリング清酒、ウイスキーなどは好調だったが、インスタントコーヒー、食用油、食用酢、佃煮、ワイン、焼酎、新ジャンルビールなどの動きは鈍かった。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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