「RED U-35 2024」においてイタリア料理から初の「レッドエッグ」が誕生
RYORININ ' s EMERGING DREAM U-35(RED U-35) 実行委員会は、 35 歳以下の若手料理人の発掘・応援を目的とした料理人コンペティション「 RED U-35 2024 」のグランプリである「レッドエッグ」に加藤正寛氏 (34 歳 / イタリア料理 / 「 La Credenza 」料理人 / イタリア ) が選ばれたと発表した。なお、イタリア料理から「レッドエッグ」が誕生したのは初となる。
11 月 5 日に開催された最終審査では、ファイナリストであるゴールドエッグ 5 名が「自分らしさ」を表現する一皿を作り、審査員による試食審査が行われた。厳正なる審査の結果、料理界に新たな変化をもたらすことができる人物として「レッドエッグ」に加藤氏が選出された。
なお、準グランプリに中村侑矢氏 (29 歳 / 日本料理 / 「 INA restaurant 」オーナーシェフ / 奈良県 ) が選ばれたほか、岸朝子賞には高江洲悠紀氏 (33 歳 / デザート / 「 BAMBAKUN 」シェフ / 東京都 ) が、滝久雄賞には辻岡靖明氏 (35 歳 / 料理教室 / 「シェフクリエイト横浜スタジオ」料理講師 / 神奈川県 ) が選出された。
授賞セレモニーで、加藤氏は、『自分の中では最終審査を終えてもまだ課題があり、次に向けて頑張りたいと思っていたところです。レッドエッグを目指していましたが、受賞できたことに驚いています。今回の一番の勝因は、自分だけのオリジナルな経験とストーリーを皆さまに伝えることができたことだと思います。今回の大会に向けて多くの方々が準備をしてくださり、また審査員の皆さまもご多忙な中、審査をしていただいたことに感謝しています。』と受賞コメントを述べた。
また、審査員長の狐野扶実子さんは 『最終審査では、皆さん素晴らしい結果を出していただき、なかなか一人に決められないような大変な審査でしたが、加藤さんご自身の「自分らしさ」を遺憾なく発揮してもらえました』と講評を述べた。そして、総合プロデューサーの小山薫堂さんからは、来年度の「 RED U-35 2025 」のファイナルが「大阪・関西万博」で開催されること、そして 4 年連続で審査員長を務める狐野扶実子さんをはじめ、新たな審査員団も発表された。
公式サイト: https://www.redu35.jp/
記事配信・制作協力/外食ドットビズ
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