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外食トピックス

ホットペッパーグルメ外食総研、屋外公共の場での飲酒について-実態編

リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、首都圏・関西圏・東海圏の消費者に屋外の公共の場での飲酒について、実態と賛否やその理由について調査を行った。まずは、実態編を掲載する。
■屋外の公共の場で飲酒したことがある人は47.9%、飲酒する人の約 65%が経験
 屋外の公共の場(屋台等の飲食専用スペースを除く公園・ビーチ・路上等)での飲酒経験の有無を尋ねたところ、「ある」は47.9%、「ない」は25.6%。「そもそもお酒は飲まない/飲めない」人が26.5%いるため、飲酒する人では約65%が経験者ということになる。性年代別では、経験者の割合が最も高いのは30代男性で57.1%、逆に最も低いのは60代女性で31.7%であった。飲酒する人に限定しても、経験者の割合は30代男性で最も高く、60代女性で最も低かった。
■屋外の公共の場での飲酒場所、トップは「花見、月見、ピクニックなどの場」で47.6%
 屋外の公共の場で飲酒した際の具体的な場所を尋ねたところ、トップ3は、1位が「花見、月見、ピクニックなどの場」(47.6%)、2位が「公園、ビーチなど」(42.4%)、3位が「旅行先の観光地」(33.3%)となっている。性年代別では、30~50代女性は「花見、月見、ピクニックなどの場」が、60代女性は「旅行先の観光地」が、20・30代男性は「繁華街の路上」が、他の性年代に比べて割合が高くなっている。
■屋外の公共の場での飲酒相手、トップは「友人、知人と」で55.4%
 屋外の公共の場での飲酒相手を尋ねたところ、トップ3は、1位が「友人、知人と」(55.4%)、2位が「家族、親族と」(36.6%)、3位が「職場の人と」(26.4%)となっている。性年代別では、20・30代男女と30代女性で「友人、知人と」が、40~60代女性で「家族、親族と」が、20~50代男性で「自分一人で」が、他の性年代よりも割合が高かった。
■「お店では飲まずに」「誘われて」「現場近くのお店などで購入」が多い状況
 屋外の公共の場での飲酒の経験者に、お店での飲酒との前後関係、屋外で飲んだ理由、お酒の入手方法を尋ねた。お店での飲酒との前後関係については「お店で飲まずに、路上飲み・公園飲み等だけ」(57.0%)の回答が最多で、屋外で飲んだ理由は「誘われた」(52.5%)が最多、お酒の入手方法は「現場近くのお店などで購入」(61.9%)が最多だった。性年代別で見ると40~60代女性で「お店で飲まずに、路上飲み・公園飲み等だけ」が、20・30代男性と20代女性で「お店で飲んだ後に」「お店が閉まっていた(営業時間外や営業自粛など)」が、20・30代男性で「お店で飲む前に」が、他の性年代に比べ割合が高くなっている。屋外の公共の場での飲酒経験のある20・30代男性の約3~4割が、お店での飲酒の前や後に、屋外の公共の場で飲酒していた。若い男性においては、お店での飲酒だけでは時間的にもの足りないことが、屋外の公共の場での飲酒につながったのかもしれない。

【調査概要】
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:首都圏・関西圏・東海圏に住む20~69歳男女(マクロミルの登録モニター)
調査実施期間:本調査 8月1日~8月13日
有効回答数:8,016件

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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