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いかに美味しくビールを飲むか。そんなビール好き永遠のテーマに挑戦すべく発足したサッポロビールのシリーズコンテンツ、SAPPORO OVER QUALITY。中でもこちらは、マッチング抜群のスペシャルアウトドアフードを介し、相乗効果でその美味しさを倍増させるお料理企画。その名も、Kitchen by SAPPORO OVER QUALITY。第9弾は、キャンプやBBQではお目にかかることの少ない日本人の心、和食にアプローチ。慣れ親しんだ安心の味とアウトドアの開放感が、いつものビールに磨きをかける!
まずはいつも通りのリビング作りからスタート。トンカントンカンと慣れた手付きでペグを打ち込めば、僅か数分でタープが立ち上がる。その横では、何やら見慣れない作業に真剣に取り組むスタッフあり。後部中央に隙間を空けてレンガを積み上げ、一体何を作るのやら。
例えコンロがあろうとも、やっぱり野外料理に薪火は不可欠。我が子さながら、丁寧に丁寧に焚き火台で火種を育てる。そうして立派に育った大切な薪火を、今度は別の場所に移すという。行き先は前述の謎のレンガ群。そうこれは、本日の純和風野外台所の一角、竈だったのです。後部の隙間が空気の通り道に。
各種ハードギアの設置や火起こしなどは力自慢のスタッフたちに任せて、早速料理の手を進める台所頭の副島さん。まず取り掛かったのは、新玉ねぎの丸ごとホイル焼き。ザクっと頭に切り目を入れて、アルミホイルに包んで炭火に突っ込む。ただそれだけ。ワイルドな調理法に男心がくすぐられる。
2品目は、世界的にも珍しく、日本ではここ静岡県のお膝元、駿河湾でしか獲れないという桜エビを使ったかき揚げだ。ササッと衣と具材を混ぜ合わせたら、たっぷりの油に投入。の、はずが、強風で火が安定せず、なかなか油の温度が上がらない! 思わぬ足踏みをさせられるはめに。副島さん、焦らないで!
炭火に放り込んでから数十分。イイ感じに湯気が出てきた頃合いを見計らいアルミホイルを剥いてみれば、新玉ねぎ君は既に準備万端。トロットロの食感と新鮮な甘みは、まさに絶品! 油の温度調整に苦労したかき揚げも、焦らず時間をかければご覧の通り。歯触りサクサクのベストな具合に仕上がった。
※火気の使用は特別な許可を得た上で、十分に安全性と環境に配慮し行っています。
今が旬の新玉ねぎと、地元駿河湾で水揚げされた桜エビのかき揚げ。そんな、今の時期、ここでしか味わえない絶品2品に脇を固められる今回の主役がこちら、金目鯛の炊き込みご飯。しかも、炊き上げには手作り竈と羽釜を使用。およそアウトドアキッチンとは思えない、パーフェクトな和食卓を作り上げる!
材料(4人分)
- 金目鯛/1匹
米/4合
昆布/5cm - 水/720cc
木の芽/適量
塩/適量
金目鯛の炊き込みご飯
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ふっくらもちもち食感を実現する
激ウマご飯作りの初めの一歩まずは研いだお米を、昆布と一緒に水に浸す。しっかりとお米に水分を吸収させるためには、最低1時間は浸しておきたい。この際、塩や醤油などの味付けは厳禁。塩分が入ると浸透圧が変わるので、米が上手く水を吸収してくれないのだ。
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塩の効果で余分な水気を排出。
仕上がりに差が付くポイントだ内蔵を取りウロコを落としたら、ヒレの内側から包丁を入れて頭をバッサリ。そこに塩をパラっとまぶし、10分ほど放置。ちなみにこれは下味付けではなく、臭みのある水分を放出するための工程。やり過ぎると旨味も抜け出てしまうため注意。
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炭火焼きの香ばしい風味が
ひと粒ひと粒のお米を包み込む滲み出た水分を拭き取ったら、改めて下味の塩をまぶして炭火焼きに。頭は強火でしっかりと、身は遠火でじっくりと火を通す。全体がキツネ色になればOK。頭は釜に丸ごと入れて、炊き込みの出汁に。身は仕上げに使うため別皿でほぐしておく。
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キンメと昆布に僅かなお塩。
最低限の味付けが素材の味を活かす!そしていよいよ炊き込み開始。釜の中央にドドーンと金目鯛のお頭を配置すれば、見た目的にも◎。素材本来の味を楽しむため、余計な味付けは一切なし。金目鯛の上質な脂と利尻昆布による、シンプルながらも奥深い旨味を楽しむべし。
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輝く銀シャリの美しさと
優しく芳醇な香りに本気で垂涎!竈で火にかけること約15分。美味しい匂いが立ち込めるが、ここはグッと我慢の子。火から下ろしたら身を加え、さらに10分ほど蒸らせば準備OK。パカっと開けばスタッフからも歓声が。サクっと混ぜ合わせ、お好みで木の芽を乗せて召し上がれ!
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素材の味をふんだんに活かして作られた、今回のアウトドア和食卓。新玉ねぎも桜エビも文句なく美味だったが、それより何より、釜で炊いた白米の美味しさには、スタッフ一同改めて感動! お米ってこんなにウマかったのか……。そこに昆布の出汁と僅かな塩味、さらに脂が乗った金目鯛が加わるのだから、その完成度はもはや完璧。日本人に生まれて、良かった〜! そんな感動の味に、サッポロ生ビール 黒ラベル。幸せって、こういうことなんだと思います。
毎度さまざまなアウトドアフードを提案するオーバークオリティなお料理企画、Kitchen by SAPPORO OVER QUALITY。ここではその撮影に同行した、サッポロビール社員M氏のリアルな声をお届け。とてもアウトドア料理とは思えない、ハイスペックな和食卓の感想は如何に。
野外料理の枠を飛び越えた、パーフェクトな和食卓に大満足!
「やっぱり野外料理というと、焼くとか煮るとかの調理法が多くなってくると思うんですが、今回の主菜は“炊く”ですからね。多くの方々の想像を超えたアウトドアキッチンができたのではないでしょうか。もちろん味も文句なし。初めに金目鯛を炭火焼きにしてから炊き込んでましたけど、あのひと手間が非常に効いてましたね。炭火の香ばしさを感じさせるだけでなく、焼きの時点である程度水分が抜けているから、歯応えもしっかり。その中に詰まった金目鯛特有の高級な味わいが、噛んだ瞬間に一気に広がるんですよ。さらに、ご飯にもちゃんと風味が移っていて、もう言うことなし! 新玉ねぎと桜エビの旬な味覚もシンプルに楽しませてもらったし、とても素晴らしい和食卓だったと思います」。
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料理家
副島 モウ そえじま もう旬の食材と鮮やかな色合いで、味も見た目も春らしく。
シンプルながらも身体が喜ぶ、優しい和食卓を提案!
「今が旬の金目鯛をたっぷり使いたくて、炊き込みご飯を提案させてもらいました。普通に作るだけではOVER QUALITY的にオモシロくないので、竈を作って羽釜で炊いてみたんですが、今回も風が強くて泣かされましたね。どんなに風よけをしても火が外に逃げてしまうので、ここは昔からの教えの通り『はじめチョロチョロなかパッパ。赤子泣いてもふた取るな』の精神で炊き上げました。結果的には大成功でしたね。副菜には、同じく旬の新玉ねぎと桜エビ。実は金目鯛と桜エビの色合いは桜の花を意識していて、見た目的にも春っぽさを表現しています」。
※撮影場所は許可を得て自然保護に十分配慮し撮影し、きちんと清掃を行っています。
また、一般の方の立ち入りが規制されている場所が含まれます。
※各シーンの描写は撮影上の演出であり、許可を得た上で安全に十分配慮し撮影しています。
また、一般の方には規制されている行為を含みます。
※飲用シーンの描写は撮影上の演出であり、撮影中のアルコール飲用はありません。
※コンテンツ名「SAPPORO OVER QUALITY」とは、クオリティの高いシチュエーションを表現しており、
製品の品質について言及するものではありません。