11月のコンビニ売上高、既存店ベースでは6ヶ月連続のマイナスに
日本フランチャイズチェーン協会 (JFA) は、 JFA 正会員コンビニエンスストア本部 8 社を対象にした 2017 年 11 月度のコンビニエンスストア統計調査月報を公表。 11 月は、店内調理品等のカウンター商材や中食等が引き続き好調に推移しており、
特に、寒気等の影響を受け平均気温が低かったため、麺類、中華まん等の温かい商品の売れ行きが好調だったこと等から、全店・既存店ともに客単価は前年を上回る結果となった。一方、客数減少の影響等を受け、既存店売上高は前年を下回る結果となった。
既存店ベースでは、売上高 7569 億 7900 万円 ( 前年同月比 0.3 %減 ) が 6 ヶ月連続のマイナス、来店客数 12 億 5208 万人 ( 同 1.1 %減 ) が 21 ヶ月連続のマイナスになり、平均客単価 605 円 ( 同 0.9 %増 ) は 32 ヶ月連続のプラスとなった。
また、全店ベースでは、売上高 8599 億 300 万円 ( 同 1.9 %増 ) が 57 ヶ月連続のプラス、店舗数は 55,374 店舗 ( 同 3.3 %増 ) 、来店客数 14 億 2015 万人 ( 同 1.3 %増 ) が 2 ヶ月ぶりのプラス、平均客単価 606 円 ( 同 0.6 %増 ) が 5 ヶ月連続のプラスであった。
なお、既存店ベースでの商品構成比及び売上高前年同月比は、米飯類などの日配食品 36.8 % ( 売上高前年同月比 0.1 %減 ) 、アルコール飲料など加工食品 27.5 % ( 同 0.1 %増 ) 、雑誌・新聞など非食品 30.7 % ( 同 0.03 %増 ) 、
コピー・宅配便などサービス 5.0 % ( 同 4.1 %減 ) であった。
記事配信/外食ドットビズ(2017/12/21)
制作協力/外食ドットビズ