日本生産性本部、2024年度日本版顧客満足度指数第1回調査結果発表
公益財団法人日本生産性本部 サービス産業生産性協議会は、 2024 年度「 JCSI(Japanese Customer Satisfaction Index :日本版顧客満足度指数 ) 」第 1 回調査として、 10 業種 ( 百貨店・スーパーマーケット・コンビニエンスストア・ドラッグストア・飲食・カフェ・携帯電話・宅配便・証券・ MVNO) の顧客満足度を発表した。外食ドットビズでは、このうち飲食とカフェについて掲載する。
本調査は、サービス産業の生産性を測るうえで重要な「顧客満足」等を数値化・可視化して、企業や業種の成長に資する情報として用いることを目的とした日本最大級の顧客満足度調査。顧客満足度ならびに関連指標の計 9 指標を調査している。
9 指標のうち、特に経営目標に活用しやすい「顧客満足」「推奨意向 ( おすすめ度 ) 」「感動指標」の 3 指標における各業種のトップ 3 は、飲食は「顧客満足」がサイゼリヤ・モスバーガー・丸亀製麺、「推奨意向 ( おすすめ度 ) 」が木曽路・サイゼリヤ・モスバーガー、「感動指標」が木曽路・サイゼリヤ / びっくりドンキー ( 同点 2 位 ) 。カフェは、「顧客満足」がスターバックス・ドトール / ミスタードーナツ ( 同点 2 位 ) 、「推奨意向 ( おすすめ度 ) 」がスターバックス・コメダ珈琲店・タリーズ、「感動指標」がスターバックス・ミスタードーナツ・コメダ珈琲店だった。
なお、飲食をサブカテゴリーごとに見てみると、レストランチェーン ( 洋食 ) は、「顧客満足」がサイゼリヤ・びっくりドンキー、「推奨意向 ( おすすめ度 ) 」がサイゼリヤ・ロイヤルホスト、「感動指標」がサイゼリヤ・びっくりドンキー。レストランチェーン ( 和食 ) は、「顧客満足」が木曽路・スシロー、「推奨意向 ( おすすめ度 ) 」が木曽路・はま寿司、「感動指標」が木曽路・スシロー。ファストフード店 ( 洋食 ) は、 3 指標ともモスバーガーが 1 位。ファストフード店 ( 和食・中華 ) は、「顧客満足」が丸亀製麺・リンガーハット・餃子の王将、「推奨意向 ( おすすめ度 ) 」が丸亀製麺・リンガーハット・餃子の王将、「感動指標」が丸亀製麺 ・餃子の王将・リンガーハットがそれぞれ上位であった。
記事配信・制作協力/外食ドットビズ
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