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外食トピックス

ホットペッパーグルメ外食総研、6月の東名阪外食市場規模は2842億円

リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、東名阪三圏域(首都圏・関西圏・東海圏)の男女8,176人(有効回答数)を対象とする2024年6月度の「外食市場調査」の調査結果を公表した。
 6月の外食市場規模は、3圏域合計で2842億円。前年同月比は+183億円と31ヶ月連続して前年実績を上回った。市場規模の19年(コロナ禍前)比は85.1%で、前月の91.5%から後退した。延べ外食回数の19年比は77.1%で前月の同77.3%と同程度であったが、外食単価が19年比110.4%と前月の同118.3%を大きく下回り、市場規模の19年比での後退につながった。
 食事主体業態・計の市場規模は19年比93.1%(前月同100.4%)、飲酒主体業態・計の市場規模は同73.3%(同78.9%)、軽食主体業態・計の市場規模は同79.2%(同70.0%)と、軽食主体業態・計のみで19年比の前月比が改善した。
 業態別の市場規模は、「居酒屋」(前年比増減+55億円)、「ファミリーレストラン、回転すし等」(同+34億円)、「中華料理店」(同+27億円)等、主要16業態中11の業態で市場規模が前年を上回り、19年比では「中華料理店」(116.9%)、「レストラン、食堂、ダイニング、洋食店」(105.1%)、「ファストフード」(104.7%)、「ラーメン、そば、うどん、パスタ、ピザ等の専業店」(101.1%)の4業態で、コロナ禍前を上回る市場規模であった。「居酒屋」(延べ回数+92万回/単価+140円)、「ファミリーレストラン、回転すし等」(同+145万回/+80円)、「中華料理店」(同+35万回/+230円)等は延べ回数・単価ともに前年比で増加した。

【3圏域計(首都圏・関西圏・東海圏)】
①外食実施率:67.5%(前年比+1.3pt) ②外食頻度:3.77回/月(同+0.16回) ③外食単価:2,833円(同+15円) ④外食市場規模2842億円(同+183億円)
【圏域別】
①外食実施率…首都圏:67.9%(前年比+2.3pt)、関西圏:66.4%(同-0.4pt)、東海圏:68.3%(同+1.1pt)
②外食頻度…首都圏:3.90回/月(同+0.16回)、関西圏:3.69回/月(同+0.10回)、東海圏:3.37回/月(同+0.25回)
③外食単価…首都圏:2,904円(同-76円)、関西圏:2,755円(同+55円)、東海圏:2,667円(同+335円)
④外食市場規模…首都圏:1761億円(同+85億円)、関西圏:717億円(同+26億円)、東海圏:364億円(同+72億円)
※1 外食:夕方以降の食事について、お店で食事した場合を対象。消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内で行った外食を対象としており、圏域外で行った外食は含んでいない。但し、圏域内への旅行・出張は含まれる。また、夕方以降、1日2回(軒目)までの外食を含む。なお、飲酒のみ、喫茶のみや、コンビニやスーパー等のイートインスペースで飲食した場合も外食に含める
※2 外食頻度:外食実施者の1ヶ月あたりの平均外食回数
※3 外食市場規模:人口×外食実施率×外食実施者の平均外食頻度×外食単価で算出

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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