ぐるなびリサーチ部、夏に食べたい!「冷やしメニュー」に関する調査
ぐるなびは、「楽天ぐるなび」ユーザーなどのぐるなび会員を対象に、世の中のトレンドに合わせて食に関する様々な調査を実施し、「ぐるなびリサーチ部」として、定期的に情報を発信しているが、今回は冷やしメニューについて調査した。
■好きな冷やしメニューは「冷やし中華」がトップ、年代が上がるほど高くなる傾向
まず、好きな冷やしメニューを聞いたところ、全体では「冷やし中華」(55.4%)がトップで、以下、「そうめん、冷麦」(49.3%)、「冷しゃぶ」(41.0%)、「冷麺」(40.9%)、「冷製パスタ」(28.5%)、「冷やし野菜」(26.1%)、「冷製スープ」(22.2%)、「冷やしラーメン」(15.3%)、「冷や汁」(11.1%)、「冷やし茶漬け」(10.3%)の順であった。
■冷やしメニューが好きな人は9割で、20代女性は「好き」が5割強と特に高い
夏に冷しメニューを食べることが好きか聞いたところ、全体では「好き」(37.7%)+「どちらか言えば好き」(52.1%)と、9割近くの人が「好き・計」(89.8%)と回答した。性年代別では、「好き・計」が最も多かったのは「60代男性」(計94.9%)だったが、「好き」の回答が特に高かったのは過半数を占めた「20代女性」(53.6%)だった。
■喫食頻度は「週1~2回」と「月2~3回」が3割前後で、週に1回以上が約4割
どのくらいの頻度で冷やしメニューを食べるかに関しては、「週1~2回」(32.6%)と「月2~3回」(29.8%)がボリュームゾーンで、「週1~2回」に「週5回以上」(2.2%)と「週3~4回」(6.9%)を加えた「週1回以上」(41.7%)が4割を超えた。
■食べたくなるのは「昼食」が4人に3人で、「夕食」が半数弱
いつ冷しメニューを食べたくなるのかに関しては、「昼食」(75.1%)が4人に3人と圧倒的に多く、「夕食」(46.9%)は半数弱だった。
また、冷しメニューを食べたくなる理由は、「暑い時に身体の中から冷やしたいから」(47.6%)が最も高く、次いで「食欲が落ちたときでも食べられる、食べたくなるから」(39.6%)、「料理そのものがおいしい、好きだから」(34.4%)、「暑さを忘れられるから」(32.5%)、「気分がリフレッシュできるから」(24.8%)が続いた。
さらに、食べたくなる気温を聞いたところ、「30℃」(42.7%)が4割強で最多だった。
■冷やしメニュー頂上決戦は「冷やし中華」に軍配!「そうめん」はわずかに及ばず
同社リサーチグループ長の本間久美子氏は、『厳しい暑さで食欲が落ちる夏にピッタリな「冷やしメニュー」。夏の風物詩ともいえる「冷やし中華」や「そうめん」ですが、今回の調査では「冷やし中華」を好む人の割合がわずかに上回り、トップの座を射止めました。食べたくなる温度は30℃と4割以上の方が感じるそうで、真夏日は「冷やしメニュー」のひとつの目安かもしれません。自由回答では、冷やすと意外と美味しいメニューを伺いましたが、最も多くの回答が得られたのが「ラーメン」でした。また、スイーツでは「焼き芋」の人気が高くなりました。その他、レポートで取り上げた以外に、冷やし焼きそば、冷やしたこ焼き、冷やしから揚げ、冷やしホットケーキなど様々な冷やしメニューがあげられていました。皆さん、暑さを紛らわすために、様々なメニューを「冷やし」で試しているようです。最近は飲食店ならではの「冷やしメニュー」も数多く出ています。今年の猛暑も「冷やしメニュー」で乗り切ってはいかがでしょうか?』とコメントした。
【調査概要】
調査期間:7月5日~8日
調査方法:WEBアンケート
調査対象:全国
回答者:20代~60代のぐるなび会員1,239名
記事配信・制作協力/外食ドットビズ
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