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外食トピックス

日本チェーンストア協会、11月のスーパー売上高は2ヶ月ぶりの前年比増

日本チェーンストア協会は、会員企業 47 社・ 9,307 店を対象にした 2024( 令和 6) 年 11 月度チェーンストア販売統計を発表。 11 月は、食料品は節約志向が続いて買上点数が回復しないが、農産品の相場高、店頭価格上昇の影響などもあり販売額は伸びた。衣料品は季節商品を中心に動きが鈍かったが、住関品の動きが良かったことから、総販売額は 1 兆 666 億 9971 万円 ( 店舗調整後前年同月比 103.5 % ) と 2 ヶ月ぶりに前年を上回った。

部門別では、食料品が 7292 億 8155 万円 ( 同 105.0 % ) 、衣料品が 584 億 392 万円 ( 同 100.2 % ) 、日用雑貨品などの住関品が 2270 億 5117 万円 ( 同 107.6 % ) 、サービスが 25 億 4475 万円 ( 同 99.0 % ) 、その他が 494 億 1832 万円 ( 同 78.4 % ) であった。

なお、商品別の食料品関連の動きは以下の通り。

農産品は、白菜、長ねぎ、じゃがいも、トマト、ミニトマト、キャベツ、レタス、れんこん、きのこ類、カット野菜、カットサラダなどは好調だったが、きゅうり、人参、玉ねぎ、なす、ピーマン、ブロッコリー、ほうれん草などの動きは鈍かった。果物では、りんご、柿、いちご、ぶどう、バナナ、梨・洋梨、キウィフルーツなどの動きは良かったものの、みかんなどの動きは鈍かった。

畜産品は、豚肉、鶏肉の動きは良かったものの、牛肉の動きは鈍かった。鶏卵の動きは鈍かったが、ハム・ソーセージはまずまずの動きだった。

水産品は、刺身、まぐろ、ぶり、サーモン、さんま、うなぎ、塩鮭などの動きは良かったが、あじ、まだら、いか、開き物、えび、かに、しらす・ちりめん、貝類、数の子などの動きは鈍かった。

惣菜は、温惣菜はフライ、天ぷら、オードブル、唐揚げ、グラタン、焼鳥などは好調だった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともに動きは良かった。米飯、寿司もまずまずの動きだった。

その他食品は、米、チルド飲料、野菜系飲料、アイスクリーム、ヨーグルト、冷凍食品、冷凍野菜、パスタ、ふりかけ、海苔、缶詰、漬物、納豆、豆腐、蒟蒻、チョコレート、ウイスキーなどの動きは良かったが、乳製品、牛乳、パン類、カップ麺、麺類、スープ、ピザ、インスタントコーヒー、鍋つゆ、練物、食用油、佃煮、和・洋菓子、スナック、プリン・ゼリー、清酒、焼酎、ビールなどの動きは鈍かった。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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