サッポロHD、銀座エリアでインバウンド向けマーケティングの実証実験
サッポロホールディングスは、グループが持つ店舗や商業施設等の拠点を活用し、銀座エリア店舗のインバウンドへのアプローチ強化支援のための店舗情報サイトの実証実験を 9 月 13 日から開始した。
同社は、その前身である日本麦酒醸造会社が 1887( 明治 20) 年に銀座二丁目で設立以降、「ビヤホールライオン 銀座七丁目店」や「 GINZA PLACE 」などを通じて銀座の街と共に歩んできた。今回の取り組みは、銀座エリアに訪れるインバウンド数が増加している中、デジタル技術とデータを活用し、店舗を構える事業者がエリアの魅力を伝えて消費活動を促進することで街のさらなる活性化を目指すことを目的としている。今回の実証実験では、 109 言語に対応できるインバウンド向けの情報サイトを立ち上げ、店舗情報に加え、その日に銀座エリアで楽しめるイベントや飲食店フェア等のタイムリーな情報発信やクーポン配信を行い、このサイトで収集するページ閲覧データをもとに属性ごとの傾向を分析し、各店舗のマーケティングに活用することで店舗の集客や認知度向上を狙う ( 個人情報の取得は行わない ) 。同サイトは、サッポログループが運営するレストランや商業施設でのサイネージ掲出や専用ショップカードの配布を通じて周知していく。また、検証期間は同日~ 12 月 25 日を予定しており、検証結果をもとに今後のサービス展開の方向性を検討する。
同社では、サッポログループ DX 方針のもと、 DX 戦略の推進による新たな価値の創造を通し、あらゆるステークホルダーと共に成長し続け、顧客と企業の価値最大化を目指し取り組んでいきたいとしている。
記事配信・制作協力/外食ドットビズ
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