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ぐるなび&エプソン販売、飲食店を情報発信の場とするサービスを開発

ぐるなびは、エプソン販売との初の共同事業として、飲食店内にプロジェクターなどの大型ディスプレイを設置し、飲食店を五感に響くメディアとして活用する新サービス「ミセメディア」を開発し、 10 月 1 日より提供を開始すると発表した。

同社は、これまでの消費行動に大きな変化をもたらしたコロナ禍を経て、飲食店の売上拡大や顧客づくりに貢献する新規サービスの創出を検討してきた。一方、エプソン販売は、顧客の困りごとを起点とした新しいビジネスモデルの開発を行ってきた。こうした両社の意図が合致し、飲食店を企業や自治体にとって新しい情報発信の場とすべく、共創を開始した。

「ミセメディア」は、飲食店内にプロジェクターなどの大型ディスプレイを設置し、大画面の映像によって視覚に訴え、接客や提供メニューまで展開可能な来店客の五感に訴える体験型の新しいメディア。昨今、検索履歴やクリック履歴などを分析して情報が取捨選択されるフィルターバブル現象により新規顧客への情報伝達が課題となっている。また、街中での試食の機会や地域の特産品等の魅力を伝えるリアルの体験機会の減少が見受けられる。こうした企業・自治体がプロモーションを実施する上での課題を「ミセメディア」が解決する。

「ミセメディア」の特長として、「体験機会提供」「メディアとしての差別化」「プロモーションプレイスの魅力」「新規顧客の獲得」が挙げられる。

例えば、スポンサー ( 企業・自治体 ) が大型ディスプレイを通じて自分たちの商品やサービスの魅力を来店客に PR できるだけでなく、飲食店でのタイアップメニューによるメニューフェアを通じ、来店客に実際に喫食してもらうことができ、五感に響く体験を提供する。特にメニューフェアは、スポンサーが訴求したい商品を用いたメニュー開発を全店舗で行うため、来店客が予期しない新しい商品やサービスとの出会いを提供することができる。さらに、飲食店の店員からのおすすめ等接客を通じた PR も可能。

また、店内の大型ディスプレイにスポンサーの商品やサービスの魅力を伝えるコンテンツを投影し、その映像を通じて来店客に作り手の想いやストーリーを伝えることができる。来店客同士で会話のきっかけが生まれるだけでなく、実際にその商品を使ったメニューを店内で注文することができ、味や香りを楽しんでもらうことができる。長い滞在時間の間に、こうした五感に響く体験が生まれる。来店客にどういった行動変容がおきたか、商品やサービスをどう感じたか、「体験直後のリアルタイムで取得するアンケート」により効果検証が可能だ。

そして、同社が厳選した首都圏の人気飲食店でプロモーションが行える。事前に行った実証実験においては、来店客の映像に対する視認率が約 70 %という結果がでているという。こうした特長から、来店客に対し、「ミセメディア」を通して、スポンサー ( 企業・自治体 ) の商品、サービスに新たな出会いを提供することができる。
ミセメディア: https://misemedia.jp/

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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