繁盛店の扉 サッポロビール 飲食店サポートサイト

外食トピックス

共通ポイントサービス「Ponta」、「肉の価格高騰に関する調査」を実施

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティングは、国内在住20~60代のPontaリサーチ会員を対象とした、「肉(牛肉・豚肉・鶏肉)の価格高騰に関する調査」を8月7日~8月10日に実施した。
■肉の価格高騰を感じている人は8割以上、「食費に影響あり」が7割以上を占める
 肉の価格が高騰していると感じるかについて、「とても感じる」(39.1%)と「ある程度感じる」(42.8%)を合わせると81.9%となり、8割以上の人が肉の価格高騰を感じていることがわかった。
 肉の価格高騰を感じていると回答した人(n=819)を対象に、どの種類の肉が最も高騰していると感じるか聞いたところ、「牛肉」が63.4%で最も高く、次いで「豚肉」が26.9%だった。
 また、肉の価格高騰が食費にどのように影響しているかに関しては、「とても影響している」が28.8%、「ある程度影響している」が45.2%となった。合わせると全体の7割以上に影響を及ぼしていることが分かった。年代別で見ても、全ての年代で約7割が影響ありと回答した。
■「肉の購入量を減らした」が約半数、代替品購入は約2割に留まる
 価格高騰により、肉の購入量を減らしたか聞いたところ、「減らした」が48.0%、「減らしていない」が52.0%だった。また、肉の代替品を購入するようになったかについては、「いいえ」が約8割を占め、肉の代わりとなる食品を購入する割合は少なかった。
 肉の代替品として選ぶものは、女性が「豆腐」「卵」、男性は「魚」「豆腐」が上位だった。また、肉の代替品を選ぶ際に最も重視する要素として「価格」が半数以上を占めた。
■価格高騰が続く場合、「肉の購入量を減らす」や「外食を控える」、一方「特に対応はしない」も一定数
 価格高騰が続く場合の対応として、「肉の購入量を減らす」(35.9%)や「外食を控える」(33.7%)が上位となったが、「特に対応はしない」(31.7%)も一定数を占めていることが分かった。
■肉について重視することは「価格」が全体の約4割でトップ、次いで「質」が約2割
 肉を購入する際に最も重視する要素として、「価格」が全体の約4割でトップ、次いで「質」が約2割だった。また、年代別で比較すると、50代・60代の約3割が「質」を重視しており、40代以下と比較して高かった。
■約半数が大豆ミートなど植物由来の代替肉を「一度も食べたことがない」
 プラントベースミート(大豆ミートなど植物由来の代替肉)の味について聞いたところ、「普通」が23.3%だった。一方で「一度も食べたことがない」が46.0%と約半数を占めた。

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:8月7日~8月10日
調査対象:国内在住20~60代のPontaリサーチ会員
有効回答数:1,000名

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

過去の記事はこちら