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外食トピックス

ホットペッパーグルメ外食総研、トレンド座談会は「クリスマスの祝い方」

リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、外食のプロフェッショナルを集め、外食トレンドを発表するための「トレンド座談会」を開催しているが、今回は「クリスマスの祝い方」についてアンケート調査を実施した結果をレポートした。
■今年の「クリスマス祝い」が最も盛り上がるのは12月21日~12月25日
 今年の12月24日・25日は火・水曜日だが、クリスマスのお祝いをする場合、どの日にお祝いをすると思うか全て選んでほしいと聞いたところ、平日ながらもクリスマスイブの12月24日(53.6%)とクリスマス当日の12月25日(37.2%)を選ぶ人がトップ2を占める結果となった。また、クリスマス前の週末は21日(土)が19.4%、22日(日)が31.3%だったのに対し、クリスマス後の週末は28日(土)2.4%、29日(日)1.8%と、やはり祝うなら前倒しを希望する人が多いようで、最もクリスマスが盛り上がる期間は12月21日~12月25日となりそうだ。
■「クリスマスの過ごし方」インドア派もアウトドア派も
 選択肢を提示した上、クリスマス期間にクリスマスを意識したことを何かする場合、どんなことをしたいか聞いたところ、「クリスマススイーツを食べたい」(47.1%)が1位に。2位「家で過ごしたい」(46.3%)、4位「クリスマスに合った料理やお菓子を作りたい」(24.5%)や6位「部屋の飾りつけをしたい」(19.0%)といったインドア派の意見と、3位「イルミネーションを見に行きたい」(36.7%)、5位「外食を楽しみたい」(21.8%)といったアウトドア派の意見がともに上位に来ていた。
 以下、7位「デリバリーやテイクアウトを楽しみたい」(18.8%)、8位「飲酒を楽しみたい」(17.7%)、9位「手作りの料理を食べたい」(14.6%)、10位「写真や動画を撮って残したい」(13.2%)であった。
■クリスマス期間の食事に「ファミレス」や「カフェ」が「あり」派は2割前後
 選択肢を提示した上、クリスマス期間にクリスマスを意識した外食をする際、どんなお店に行きたいか聞いたところ、1位「イタリア料理店(ピザ・パスタ専門店以外)」(33.4%)や2位「ホテルビュッフェ」(26.6%)、4位「フランス料理店(ビストロ以外)」(18.9%)といったおしゃれなお店が上位に入る一方で、7位「焼肉」(12.9%)や10位「回転寿司」(11.5%)といった「プチ贅沢」な業態も上位にランクイン。
 また、行くのはありだと思うのはどんなお店かに対しては、6位「ファミレス」(20.9%)、7位「カフェ」(19.5%)など、普段から利用しているようなお店もクリスマスの食事に「あり」だと考えている人が一定数いることがわかった。
■クリスマス期間の外食「ファミレス」や「カフェ」も“あり”が一定数
 「ホットペッパーグルメ外食総研」研究員の田中直樹氏は、『2024年のクリスマスは水曜日、イブも火曜日とどちらも平日。そこで今回はクリスマスをいつどんな形で楽しみたいかを調査したところ、最も盛り上がるのは12月21日~12月25日となりそうで、クリスマスを意識してしたいことで最も割合が高かったのは「クリスマススイーツを食べたい」でした。また、「クリスマス期間に外食に行きたいお店は?」という質問では、イタリアンやフレンチといったおしゃれなお店が上位に入ったものの、「クリスマス期間の外食で“あり”なお店は?」という質問では「ファミレス」「カフェ」がいずれも2割前後。クリスマスだからといって肩肘張らずに普段の食事を楽しみたいという人も一定数いることが推察されました。』と解説した。

【アンケート調査概要】
調査期間:11月1日~11月2日
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国20代~60代男女(マクロミルの登録モニター)
有効回答数:1,035件(男性517件/女性518件)

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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