繁盛店の扉 サッポロビール 飲食店サポートサイト

外食トピックス

ポスタス、POSデータを基にした2024年8月度の飲食店売上動向を発表

クラウド型モバイルPOSレジの「POS+(ポスタス)」を提供するポスタスは、2024年8月度の飲食店売上動向について、「POS+」のPOSレジを導入している飲食店のPOSデータを基に集計し、結果をとりまとめた。
【集計1】飲食店 売上月次推移(前年対比)、エリア別売上週次推移(前年対比)
 8月度の売上は、前月から2.3pt増加となる前年対比100.6%となり、前月の98.3から一転しプラス成長となった。一方、前月100.5%だった地方平均は2.6pt減の97.9%と100%を下回った。各地域の売上については、北海道地方が最も高く同101.1%となった。
【集計2】飲食店 エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法
 キャッシュレス決済比率は、全国で48.0%と、前月から0.7ptの減少となった。キャッシュレス決済比率が最も高い関東地方は56.4%で、前月から0.6ptの減少となった。また、全ての地域でキャッシュレス比率は30%を超えている。業態別のキャッシュレス比率は、すべての業態で35%を超えた。コード決済比率が一番高い持ち帰りでは、その割合が13.9%であった。
【集計3】飲食店 ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率
 ジャンル別にみると、寿司・その他西洋料理・鉄板料理・フランス料理・しゃぶしゃぶで引き続きキャッシュレス比率が60%を超えた。また、コード決済比率が高いサラダ店とカレーでは、その比率が15%を超えた。
 キャッシュレス決済を100%として内訳を見た場合、クレジットカードのキャッシュレス決済比率は、寿司・鉄板料理で90%を超える。コード決済比率では、持ち帰り販売で45%を超えた。
 7月度と8月度の業態別キャッシュレス決済比率を比較すると、軽食で増加した。専門料理は55.3%と業態の中で一番比率が高い。キャッシュレス決済手段別では、7月度と8月度で比較すると、食事系以外の業態でコード決済比率が増加した。
 全国における決済方法では、引き続き現金が最も多く52.1%で第1位となった。キャッシュレス決済方法のランキングは、クレジットカードが77.6%、次いでコード決済が16.3%となった。業態別で見ると、キャッシュレス決済利用は、1位の専門料理が50.6%と前月より0.2pt減少した。

【集計1】
集計内容:飲食店 売上月次推移(前年対比)、エリア別売上週次推移(前年対比)
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間:2021年…同年4月1日~12月31日/2022年・2023年…各同年1月1日~12月31日/2024年…同年1月1日~8月31日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
【集計2】
集計内容:飲食店 エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法
集計対象:POS+のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の5業種・25ジャンルに分類される店舗
食事系:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン
軽食:カフェ・喫茶、ハンバーガー
専門料理:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、沖縄料理
居酒屋:和風居酒屋、洋風居酒屋
その他:バー
集計期間/集計手法/データ提供数…集計1と同様
【集計3】
集計内容:飲食店 ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率(内訳)
集計対象/集計期間/集計手法/データ提供数…集計2と同様

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

過去の記事はこちら