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外食トピックス

日本政府観光局、2024年2月の訪日外客数は2月として過去最高を更新

日本政府観光局 (JNTO) は、 2024 年 2 月の訪日外客数推計値を発表。今年の 2 月は、うるう年の影響で日数が 1 日多かったことに加え、昨年は 1 月であった旧正月 ( 春節 ) が 2 月中旬となったこともあり、 2,788,000 人 ( 前年同月比 89.0 %増 /19 年同月比 7.1 %増 ) と、コロナ禍以降で最多を更新するとともに、 2 月として過去最高を記録した。

東アジアでは韓国 (19 年 715,804 人→ 24 年 818,500 人 ) や台湾 ( 同 399,829 人→ 502,200 人 ) 、東南アジアではフィリピン ( 同 35,170 人→ 65,200 人 ) 、欧米豪・中東地域においては米国 ( 同 92,669 人→ 148,700 人 ) などで訪日外客数が増加したことが、今月の押し上げ要因となった。

市場別では、 23 市場のうち 19 市場 ( 韓国・台湾・香港・シンガポール・マレーシア・インドネシア・フィリピン・ベトナム・インド・豪州・米国・カナダ・メキシコ・英国・フランス・ドイツ・イタリア・スペイン・中東地域 ) において 2 月として過去最高を記録したほか、台湾・ベトナムでは単月過去最高を更新した。

JNTO では、昨年 3 月に策定された第 4 次観光立国推進基本計画において 3 つの柱「持続可能な観光」「消費額拡大」「地方誘客促進」が示されるとともに、旅行消費額・地方部宿泊数等に関する新たな政府目標が掲げられているところ、これらの実現に向けて、市場動向を綿密に分析しながら、戦略的な訪日旅行プロモーションに取り組んでいくとしている。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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