ポスタス、POSデータを基にした2023年12月度の飲食店売上動向調査
クラウド型モバイルPOSレジの「POS+(ポスタス)」を提供するポスタスは、2023年12月度の飲食店売上動向について、「POS+」のPOSレジを導入している飲食店のPOSデータを基に集計し、結果をとりまとめた。
【集計1】全国飲食店 売上月次推移(前年対比)、エリア別売上週次推移
12月度の売上伸長率は、前月から3.1pt増加し前年対比109.5%と、前月に続き上昇した。成長率自体は引き続き前年対比でプラスが続いている。エリア別売上伸長率は、地方平均は111.7%と前月に続き増加。各地域の売上については前年対比で100%以上とプラス傾向のまま推移している。
【集計2】飲食店 エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法
キャッシュレス決済比率は、全国で45.8%と、前月から0.3ptの減少となった。キャッシュレス決済比率が最も高い関東地方は54.8%で、前月から0.4pt上昇し、今月も50%以上をキープした。また、四国地方以外のエリアでキャッシュレス比率が30%を超えた。業態別のキャッシュレス比率は、前月から引き続き専門料理と軽食で40%を超えた。また、軽食、持ち帰りでのコード決済比率の割合が10%以上となった。
【集計3】飲食店 ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率(内訳)
ジャンル別にみると、キャッシュレス比率が最高水準のフランス料理と鉄板料理では、ともにその比率が65%を超える。サラダ店のコード決済比率は24.8%で他業種の中で一番比率が高かった。
キャッシュレス決済を100%として内訳を見た場合、クレジットカードのキャッシュレス決済比率について、鉄板料理・寿司・しゃぶしゃぶ・フランス料理・バーで90%以上を占める。コード決済比率について、サラダ店で55.7%と半数を超えた。
11月度から12月度のキャッシュレス決済比率を比較すると、食事系と持ち帰りでキャッシュレス決済比率が微増となった。業態別キャッシュレス決済比率推移では、11月度から12月度で比較すると、居酒屋以外のクレジットカード決済の割合が上昇した。
全国における決済方法では、引き続き現金が最も多く55.1%で第1位となった。キャッシュレス決済方法では、クレジットカードが80.6%、次いでコード決済が13.7%となった。業態別で見ると、キャッシュレス決済利用は、1位の専門料理が54.2%と前月より1.8pts増加した。
【集計1】
集計内容:飲食店 売上月次推移(前年対比)、新規感染者数とエリア別売上週次推移(前年対比)
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間:2021年売上…2021年4月1日~12月31日/2022年売上…2022年1月1日~12月31日/2023年売上…2023年1月1日~12月31日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
データ提供数:7,204社
【集計2】
集計内容:飲食店 エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法
集計対象:POS+のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の5業種・25ジャンルに分類される店舗
食事系:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン
軽食:カフェ・喫茶、ハンバーガー
専門料理:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、沖縄料理
居酒屋:和風居酒屋、洋風居酒屋
その他:バー
集計期間/集計手法/データ提供数…集計1と同様
【集計3】
集計内容:飲食店 ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率(内訳)
集計対象/集計期間/集計手法/データ提供数…集計2と同様
記事配信・制作協力/外食ドットビズ
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