京樽、｢すしに関する調査2018｣① －寿司店の利用動向

京樽は、 11 月 1 日の｢すしの日｣にちなみ、全国の 20 ～ 59 歳の男女 1,000 名を対象に、今年で 4 回目となる｢すしに関する調査｣の結果を公表した。外食ドットビズでは、 2 回に分けて詳細にお伝えする。
■ 20 代女性の“すしジョ”率は約 50 ％、昨年より 12 ポイントアップの大幅上昇

まず、すしを食べる頻度をお店の種類別に聞いたところ、月に 1 回以上利用する人の割合は、｢回転寿司店｣では 31.3 ％、｢持ち帰り寿司店｣では 10.7 ％、｢個人経営の寿司店｣では 6.3 ％となった。

回転寿司店、持ち帰り寿司店、個人経営の寿司店のいずれかで、すしを月に 1 回以上食べる人を“すしメン･すしジョ”として、その割合をみると、すしメン率は 33.8 ％、すしジョ率は 37.6 ％。性年代別にみると、男女とも 20 代 ( 男性 44.0 ％、女性 49.6 ％ ) が最も高く、特に 20 代女性は昨年の調査結果と比べると 12.0 ポイントアップと大幅上昇となった。

続いて、すしに関する意識を提示し、それぞれ自身にあてはまるかどうか聞いた。｢すしが好きだ｣では、｢あてはまる｣は 88.0 ％となり、大多数の人が“すし好き”であることがわかり、性年代別にみると、最もすし好きな人が多かったのは｢ 50 代男性｣ (94.4 ％ ) だった。｢自分は“すし通”だと思うか｣に関しては、｢そう思う｣は 9.6 ％で、性年代別にみると、｢そう思う｣の割合が最も高かったのは｢ 20 代男性｣ (14.4 ％ ) で、 7 人に 1 人がすし通を自認している結果となった。

また、どのようなふるまいをしている人を“通”だと思うか聞いたところ、 1 位は｢すし職人さんとの会話を楽しむ｣ (23.6 ％ ) で、｢その日のオススメのネタを聞く｣ (23.3 ％ ) 、｢手でつまんで食べる｣ (18.0 ％ ) 、｢出てきたらすぐに食べる｣ (17.0 ％ ) 、｢一口で食べる｣ (15.5 ％ ) が続いた。
■女性の約 7 割がすしランチ経験者、かけてもいい金額は 1,715 円

｢すしランチ ( 昼食にすしを食べに行くこと ) ｣の経験があるか聞いたところ、｢ある｣は 63.5 ％となり、ランチタイムにすしを食べた経験がある人が多数派であることがわかった。男女別にみると、｢ある｣の割合は｢女性｣ (68.2 ％ ) の方が｢男性｣ (58.8 ％ ) より 9.4 ポイント高くなった。また、昨年の調査結果と比べると、経験率は 5.4 ポイントアップと、上昇傾向がみられた。

すしランチにかけてもいいと思う金額を聞いたところ、｢ 1,000 円～ 1,500 円未満｣ (32.8 ％ ) や｢ 1,500 円～ 2,000 円未満｣ (21.9 ％ ) に回答が集まり、平均額は 1,669 円となった。男女別にみると、男性 1,623 円、女性 1,715 円で、女性の方が 92 円高い結果となった。
■すしデート経験者は約半数、 20 代女性では 6 割超

すしデート ( デートの食事ですしを食べに行くこと ) の経験があるか聞いたところ、｢ある｣は 45.2 ％と、半数近くの人がすしデートの経験があることがわかった。性年代別にみると、すしデート経験者の割合が高かったのは｢ 20 代女性｣ (62.4 ％ ) で、 6 割を超えた。
■すしデートでの 1 人あたり想定予算は男性 4,722 円、女性 4,044 円

すしデートの予算として 1 人あたりいくらくらいを想定するか聞いたところ、｢ 5,000 円～ 10,000 円未満｣ (26.1 ％ ) 、｢ 3,000 円～ 4,000 円未満｣ (22.9 ％ ) などに回答が集まり、平均は 4,383 円となった。男女別に平均をみると、男性は 4,722 円、女性は 4,044 円となり、男性の方が 678 円高くなった。

記事配信／外食ドットビズ(2018/10/31)
制作協力／外食ドットビズ