エー・ピーカンパニー、「四十八漁場」でプラスチックストローを廃止
エー・ピーカンパニーは、「四十八漁場 ( よんぱちぎょじょう ) 」をはじめとした海鮮居酒屋各店にて、プラスチックストローの提供を 1 月 10 日より取り止める。
「四十八漁場」の“四十八”は、かつてアメリカの科学雑誌「サイエンス」に発表された“ 2048 年には天然の魚介類が獲れなくなる”という専門家の調査結果を店名に冠したもので、「 2048 年以降も、この日本で美味しい魚が食べられますように」との願いを込めている。「居酒屋から漁業を創造する」というスローガンを掲げ日々魚と向き合っている同社魚事業部にとり、プラスチックによる海洋ごみ問題は、水産資源の持続可能性を追求する考えに切り離せないことから、問題対策の一助となることを目指し、まず、海鮮居酒屋 24 店舗にてプラスチックストローの使用を廃止する。これにより年間でストロー約 18 万本分の削減につなげるとしている。
同社では、プラスチックストローをアルコールの誤提供防止のために、ソフトドリンクであることを示すサインとして活用していた。今後もアルコールとソフトドリンクの提供に間違いが生じないよう、検討を重ねきた結果、①ソフトドリンクのグラスはアルコール提供用のものとは異なる形状のものを使用する②更にソフトドリンクの判別のサインとして、グラスマーカーも使用することで対応できると判断した。なお、ストローの使用希望者には、紙製のストローを提供する。
記事配信/外食ドットビズ(2019/01/16)
制作協力/外食ドットビズ