2018度のビール売上高、前年比94.8%と前年を下回る
ビール酒造組合は、 2018 年度 下半期 (2018 年 7 月~ 12 月 ) 並びに通期 (2018 年 1 月~ 12 月 ) のビール市場動向レポートを発表した。
2018 年下半期のビール課税移出 ( 引取 ) 数量は、 133 万 7902kl(105,679 千函 ) で前年同期比 95.7 %と前年を下回った。
通期のビール課税移出 ( 引取 ) 数量は、 245 万 4954kl(193,914 千函 ) で前年同期比 94.8 %とこちらも前年を下回った。容器別販売動向は、瓶合計が 89.9 %、缶合計が 96.9 %、樽・タンクが 94.1 %。用途別では、業務用が 93.5 %、家庭用が 95.9 %であった。
また、発泡酒の税制を考える会は「発泡酒市場動向マンスリーレポート」を発表。 2018 年下半期の発泡酒課税移出 ( 引取 ) 数量は 32 万 9256kl(26,008 千函 ) で前年同期比 90.9 %と前年を下回った。
通期でも、 63 万 4965kl(50,155 千函 ) で前年同期比 91.2 %と前年を下回った。容器別では、瓶が 40.8 %、缶が 91.5 %、樽・タンクが 84.4 %。用途別では、業務用が 84.2 %、家庭用が 91.4 %であった。
一方、「その他の醸造酒 ( 発泡性 ) ①」と「リキュール ( 発泡性 ) ①」を合わせた新ジャンル商品は、下半期が 99 万 8147kl(78,843 千函 ) で 105.4 %、通期が 189 万 6939kl(149,837 千函 ) で 103.7 %とともに前年を上回った。
記事配信/外食ドットビズ(2019/01/18)
制作協力/外食ドットビズ