ホットペッパーグルメ外食総研、2023年度東名阪外食市場動向-業態別
リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、首都圏・東海圏・関西圏の 3 圏域の男女約 10,000 人を対象に毎月実施している「外食市場調査」について、 2023 年度 (2023 年 4 月~ 2024 年 3 月 ) の外食および中食動向の年間結果を取りまとめた。今回は外食の業態別動向についてみていく。
2023 年度は、「居酒屋」が業態別の延べ外食回数シェア 14.4 %、外食市場規模シェア 19.6 %と最大であった。その他、延べ外食回数シェアが大きかった業態は「ファミリーレストラン回転すし等」 (13.1 % ) 、「ラーメン、そば、うどん等の専業店」 (11.9 % ) 、「和食料理店」 (10.3 % ) 、外食市場規模シェアが大きかった業態は「和食料理店」 (15.7 % ) 、「焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専業店」 (11.4 % ) 、「フレンチ・イタリアン料理店」 (8.0 % ) であった。
また、「その他」や回数シェアが 1 %未満の業態を除いて、市場規模の増加が大きかった業態は、「アジアン料理店」「牛丼等」 ( いずれも前年度比+ 20.0 % ) 、「居酒屋」 ( 同 +18.5 % ) 、「中華料理店」 ( 同 +18.3 % ) であった。「居酒屋」のコロナ禍前 (2018 年度 ) 比は 71.6 %まで回復した。
大分類における市場規模の 18 年度比をみると、「飲酒主体」業態・計は 70.8 %、「食事主体」業態・計は 91.3 %まで回復した。
なお、飲酒を伴う外食回数シェアは 40.7 %で、前年度より 1.2pt 増、 18 年度差で 5.0pt 減とコロナ禍前まで近づいた。
記事配信・制作協力/外食ドットビズ
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