ソニー生命保険、「シニアの生活意識調査 2024」_現在の楽しみ編
ソニー生命保険は、シニアの生活に対する意識と実態を明らかにするため、8月2日~3日の2日間、全国のシニア(50歳~79歳)の男女に対し、今年で12回目となる「シニアの生活意識調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効サンプルの集計結果を公開した。外食ドットビズでは、現在の楽しみ編と今後の楽しみ編の2回に分けて掲載する。
■シニアの現在の楽しみTOP5は「旅行」「テレビ/ドラマ」「グルメ」「映画」「読書」
まず、現在の楽しみを聞いたところ、1位は「旅行」(45.3%)で、2位「テレビ/ドラマ」(39.9%)、3位「グルメ」(28.1%)、4位「映画」(25.9%)、5位「読書」(22.3%)となった。男女別にみると、男性では1位「旅行」(44.4%)、2位「テレビ/ドラマ」(35.2%)、3位「映画」(28.8%)、4位「スポーツ」(27.2%)、5位「グルメ」(26.0%)、女性では1位「旅行」(46.2%)、2位「テレビ/ドラマ」(44.6%)、3位「グルメ」(30.2%)、4位「映画」(23.0%)、5位「音楽/楽器」(22.8%)だった。
昨年の調査結果と比較すると、「旅行」は2023年39.9%→2024年45.3%と5.4ポイント上昇した。
■「旅行」にかける1ヶ月の出費は3.2万円、「グルメ」には1.7万円とともに2年連続で増加
現在の楽しみを「旅行」と回答したシニア(453名)に、旅行に対する1ヶ月の出費を聞いたところ、平均額は3.2万円となった。過去の調査結果と比較すると、平均額は2022年2.4万円→2023年2.9万円→2024年3.2万円と、2年連続で増加した。コロナ禍後の旅行頻度の増加や、飲食店やホテル、観光施設における料金の値上げなどの影響があるのでは。
また、現在の楽しみを「グルメ」と回答したシニア(281名)に、グルメに対する1ヶ月の出費を聞いたところ、平均額は1.7万円となった。過去の調査結果と比較すると、平均額は2022年1.3万円→2023年1.6万円→2024年1.7万円と、こちらも2年連続で増加した。
■シニアがこの1年のうちに訪れてよかった場所は「函館」「軽井沢」「伊勢神宮」「嵐山」「出雲大社」など
全回答者に、この1年のうちに訪れてよかった場所を聞いたところ、北海道・東北では「函館」「エスコンフィールド HOKKAIDO」(北海道)や「山寺」(山形県)、関東では「日光」(栃木県)や「草津温泉」(群馬県)、「東京ディズニーリゾート」(千葉県)、北陸・甲信越では「金沢」(石川県)や「軽井沢」(長野県)、「八ヶ岳」(長野県・山梨県)、東海では「熱海」(静岡県)や「白川郷」(岐阜県)、「伊勢神宮」(三重県)、近畿では「嵐山」(京都府)や「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪府)、「淡路島」(兵庫県)、中国・四国では「鳥取砂丘」(鳥取県)や「出雲大社」(島根県)、「道後温泉」(愛媛県)、九州・沖縄では「別府温泉」(大分県)や「屋久島」(鹿児島県)、「石垣島」(沖縄県)、海外では「韓国」や「ハワイ」、「ベトナム」といった回答が挙げられた。
【シニアの生活意識調査2024】
調査対象:全国の50~79歳の男女(ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団)
調査期間:8月2日~8月3日
調査方法:インターネット調査
有効回答数:1,000サンプル(50代は男女各250、60代・70代は男女各125)
記事配信・制作協力/外食ドットビズ
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