USEN-ALMEX、スーパーホテルでフロントサービスロボットの実証実験

U-NEXT HOLDINGS グループの USEN-ALMEX は、スーパーホテルと、同社が同ホテルの協力を得て開発したホテルフロントサービスロボット｢ ClerkBot( 開発コードネーム ) ｣の導入に向けた実証実験を、同ホテルが運営する｢湯元『花乃井』スーパーホテル大阪天然温泉｣にて 9 月 2 日～ 9 月 15 日の期間で実施する。

昨今の訪日外国人観光客数増加に伴い、人手不足が深刻化するホテル業界では、フロントスタッフの業務負担が大きいだけではなく、ゲストの特性に応じた多言語での丁寧かつ臨機応変な案内対応が求められている。｢湯元『花乃井』スーパーホテル大阪天然温泉｣では、増加する訪日外国人観光客に対して、多言語で十分な館内案内ができる体制作りが課題となっていた。

本実証実験では、｢湯元『花乃井』スーパーホテル大阪天然温泉｣のフロントスタッフとして｢ ClerkBot ｣ 1 台が稼働、日本人ゲストのチェックイン対応や｢日本語･英語･韓国語･中国語 ( 簡体字 ) ｣の 4 ヶ国語で温泉施設などの案内を行う。なお、ホテル館内を移動しながら、表情と音声、字幕表示を交えて多言語での案内ができ、またチェックイン手続きも行えるサービスロボットの開発･運用は日本初となる ( 同社調べ ) 。

今回、｢ ClerkBot ｣が実際にゲストの対応を行うことで、ロボットの有効性やフロント業務効率化の貢献度などを計測する。今後は、実証実験結果をもとに、第 2 フェーズとして本格導入を見据えた機能追加や地域･ホテル特性を考慮した上で、全店に導入できるような汎用性の高いロボットを構築していく予定だ。

記事配信・制作協力／外食ドットビズ