4月のコンビニ売上高、既存店ベースでは4ヶ月連続で前年を上回る
日本フランチャイズチェーン協会 (JFA) は、 JFA 正会員コンビニエンスストア本部 7 社を対象にした 2018 年 4 月度のコンビニエンスストア統計調査月報を公表した。
4 月は、全国的に平均気温がかなり高く、好天に恵まれた日が多かったこと等から、花見やゴールデンウィーク前半の行楽需要を受け、冷し麺等の調理麺、飲料、アイスクリーム、デザート等が好調となった。また、引き続き、カウンター商材や惣菜、サラダ等の中食、冷凍食品等が好調に推移したことにより、全店・既存店とも売上高は前年を上回る結果となった。
既存店ベースでは、売上高 7836 億 2600 万円 ( 前年同月比 0.7 %増 ) が 4 ヶ月連続のプラス、来店客数 12 億 8346 万人 ( 同 0.8 %減 ) が 26 ヶ月連続のマイナスになり、平均客単価 611 円 ( 同 1.4 %増 ) は 37 ヶ月連続のプラスとなった。
また、全店ベースでは、売上高 8910 億 5000 万円 ( 同 3.0 %増 ) が 62 ヶ月連続のプラス、店舗数は 55,465 店舗 ( 同 1.7 %増 ) 、来店客数 14 億 3746 万人 ( 同 2.0 %増 ) が 6 ヶ月連続のプラス、平均客単価 620 円 ( 同 1.0 %増 ) が 10 ヶ月連続のプラスであった。
なお、既存店ベースでの商品構成比および売上高前年同月比は、米飯類などの日配食品 37.0 % ( 売上高前年同月比 1.5 %増 ) 、アルコール飲料など加工食品 27.5 % ( 同 0.6 %増 ) 、雑誌・新聞など非食品 30.2 % ( 同 0.1 %減 ) 、コピー・宅配便などサービス 5.3 % ( 同 0.3 %減 ) であった。
記事配信/外食ドットビズ(2018/05/22)
制作協力/外食ドットビズ