繁盛店の扉 サッポロビール 飲食店サポートサイト

外食トピックス

日本チェーンストア協会、6月のスーパー売上高は104.7%で前年を上回る

日本チェーンストア協会は、会員企業 47 社・ 9,210 店を対象にした 2024( 令和 6) 年 6 月度チェーンストア販売統計を発表。 6 月は、食料品は節約志向から買上点数減少が続いている中、農産品の相場高や店頭価格上昇によりまずまずの動きだった。衣料品は天候不順の影響もあり動きが鈍かったが、住関品の動きが良かったことから、総販売額は 1 兆 348 億 1520 万円 ( 店舗調整後前年同月比 104.7 % ) と 16 ヶ月連続で前年を上回った。

部門別では、食料品が 7138 億 4496 万円 ( 同 105.2 % ) 、衣料品が 552 億 5568 万円 ( 同 97.8 % ) 、日用雑貨品などの住関品が 2162 億 2717 万円 ( 同 105.8 % ) 、サービスが 25 億 408 万円 ( 同 125.2 % ) 、その他が 469 億 8331 万円 ( 同 100.7 % ) であった。

なお、商品別の食料品関連の動きは以下の通り。

農産品は、じゃがいも、キャベツ、たまねぎ、トマト、ミニトマト、きゅうり、なす、ブロッコリー、小松菜、きのこ類、カット野菜、カットサラダなどは好調だったが、グリーンアスパラガス、とうもろこし、枝豆、オクラ、らっきょう、梅などの動きは鈍かった。果物では、柑橘類、すいか、バナナ、ぶどう、桃、キウィフルーツ、チェリー、カットフルーツなどの動きは良かったが、さくらんぼ、メロン、シトラスなどは動きが鈍かった。

畜産品は、豚肉、鶏肉の動きは良かったものの、牛肉の動きは鈍かった。鶏卵、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。

水産品は、刺身、まぐろ、ぶり、かつお、まあじ、サーモン、うなぎ、ほたるいか、冷凍魚、漬け魚、しらす、海藻類などはまずまずの動きだったが、生するめいか、まいわし、干物、貝類、魚卵などの動きは鈍かった。

惣菜は、温惣菜はフライ、天ぷら、オードブル、唐揚げ、焼き物、焼き鳥などの動きは良かった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともにまずまずの動き、米飯、寿司の動きも良かった。

その他食品は、米、牛乳、乳製品、乳酸菌飲料、飲料、アイスクリーム、冷凍野菜、パン類、オリーブオイル、乾麺、シリアル、洋風調味料、豆腐、漬物、デザート、スナック、米菓、豆菓子、キャンディ、グミ、ビール、酎ハイ、ノンアルコール飲料などは好調だったが、乳飲料、カップ麺、パスタ、練製品、清酒、ワイン、焼酎、新ジャンルビールなどの動きは鈍かった。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

過去の記事はこちら