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ポッカサッポロ、静岡県磐田市およびJA遠州中央と連携協定を締結

ポッカサッポロフード&ビバレッジは、静岡県磐田市および遠州中央農業協同組合 (JA 遠州中央 ) と、レモン産地形成による地域活性化等を目的とした連携協定を 7 月 10 日に締結したと発表した。

磐田市は、生産者の経営安定化や農地の荒廃未然防止などの課題に取り組むべく、既存作物との複合経営や新たな特産品の創出を検討する中、今年 4 月よりレモンの産地化にむけて産地形成支援事業を開始した。 JA 遠州中央は、磐田市藤上原の農地で生産者向けのレモン栽培に関する講習会を開催するなど、実践的な取り組みも開始している。

同社は、 60 年以上の長きにわたり「ポッカレモン」をはじめレモン関連商品の開発・販売、レモンに関する研究や食育活動を行うなど、レモンが持つ健康機能の発信や用途・シーンの提案を通じて、レモンの総需要を拡大することで人々の Well-Being に貢献する事を目指している。 2019 年 4 月より、国産レモンの生産振興を目的として、広島県豊田郡大崎上島町においてレモンの栽培を開始し、高まる国産レモンへの需要に対応するべく、レモン農業が抱える課題にも取り組んでいる。具体的には、レモン耕作放棄地を再生しレモン栽培地を広げる支援等を行っている。

本協定に基づき 3 者は、相互連携と協働による活動を推進することにより、地域の様々な課題に迅速かつ適切に対応し、磐田市は「レモン産地形成推進事業の実施・とりまとめ」「圃場調整に関すること」、 JA 遠州中央は「レモン産地形成に関する生産者のとりまとめ」「生産者の栽培指導・圃場・資材の調整に関すること」、同社は「レモン栽培指導の実施」「レモン食育活動等の実施」について今後連携し協力を進めていく。

なお、磐田市と同社は、サッポロホールディングスを含めた 3 者で、 2012 年 7 月に地域活性化とまちづくりの推進を目的とした包括協定を締結している。今回の連携協定では、地域課題の解決と持続的な国産レモン原料の安定調達を目指し、磐田市におけるレモン産地形成による地域活性化等を目的としている。

レモンを基幹事業としている同社にとって、この連携協定を機に、国産レモンの安定的な生産と調達拡大を図るとともに、地域の生産振興に貢献することを目指していきたいとしている。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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