繁盛店の扉 サッポロビール 飲食店サポートサイト

外食トピックス

JBRC、6月度東名阪三大都市圏アルバイト・パート募集時平均時給調査

リクルートの調査研究機関「ジョブズリサーチセンター(JBRC)」は、三大都市圏(首都圏・東海・関西)における2024年6月度の「アルバイト・パート募集時平均時給調査」結果を公表。本調査は、同社が企画運営する求人メディア「TOWNWORK」「fromA navi」に掲載された求人情報より、「アルバイト・パート」募集の求人情報を抽出し、募集時平均時給を集計したもの。
 三大都市圏における6月の平均時給は、前年同月(1,158円)より23円(前年比2.0%)増加の1,181円となった。職種別では、「フード系(1,147円)」(前年同月比+34円/3.1%)など5職種で前年を上回ったが、「営業系(1,219円)」(-24円/1.9%)は前年を下回った。
 首都圏の平均時給は、前年同月(1,199円)より18円(同1.5%)増の1,217円となった。職種別では、「フード系(1,183円)」(+29円/2.5%)など5職種で前年を上回ったが、「営業系(1,253円)」(-59円/4.5%)は前年を下回った。
 東海の平均時給は、前年同月(1,073円)より36円(同3.4%)増の1,109円となった。職種別では、「フード系(1,088円)」(同+48円/4.6%)など全ての職種で前年を上回った。
 関西の平均時給は、前年同月(1,123円)より23円(同2.0%)増の1,146円となった。職種別では、「フード系(1,100円)」(同+31円/2.9%)など全職種で前年を上回った。
 なお、三大都市圏以外のフード系の平均時給は、北海道1,045円、東北984円、北関東1,042円、甲信越・北陸1,039円、中国・四国1,006円、九州1,007円で、全国平均は1,109円であった。
■三大都市圏、販売・サービス系は2024年2月・4月と並ぶ過去最高額
 ジョブズリサーチセンター長の宇佐川邦子氏は、『三大都市圏における6月度のアルバイト・パート募集時平均時給は、前年同月より23円増加の1,181円(増減率+2.0%)でした。増減率+3%以上で推移していたところから、少し落ち着いた月間となったものの、職種別に見ると、「販売・サービス系」では今年2月と4月に並ぶ過去最高額となっています(2018年3月度以降の集計データによる)。化粧品販売、ホテルスタッフが前年同月比+4%以上と伸びが大きく、インバウンドなどの影響を受けていると考えられます。レジャー施設業務全般も+3.6%と全体と比較すると大きく、夏に向けた人材確保の動きも見られました。また、「フード系」では先月に引き続きファストフードの伸びが大きく、「専門職系」でも医療関係従事者や介護福祉士などで+5%以上の伸びが見られました。
 全体で見ると時給の上昇傾向は落ち着いてきたものの、上記のように引き続き増加率の高い職種も見られます。依然として人材不足が緩和したとは言えず、採用の工夫が必要な状態は続くでしょう。人材不足ゆえに業務内容を広く記載してしまいがちですが、例えば介護施設の業務であれば、「介護業務全般」ではなく「食事補助」「バイタルチェック」など詳細に記載することで、実際に仕事をしたときのイメージがつきやすく、仕事選択がしやすくなるのではないでしょうか。』とコメントした。

※首都圏…東京・神奈川・千葉・埼玉、東海…愛知・三重・岐阜・静岡、関西…大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・和歌山
※東北…宮城・青森・岩手・秋田・山形・福島、北関東…栃木・群馬・茨城、甲信越・北陸…山梨・長野・新潟・石川・富山・福井、中国・四国…広島・岡山・山口・島根・鳥取・香川・徳島・愛媛・高知、九州…福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

過去の記事はこちら