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サッポロビール、ecoフレンドリープロジェクト第6弾の取り組みを開始

サッポロビールは、「 eco フレンドリー」シリーズ第 6 弾の取り組みとして、飲食店向けのビール樽の商品表示を、プラスチックラベルを使用せずに直接樽製品に印字するテスト運用を 7 月 8 日からエリア・数量限定で順次実施する。

サッポログループは、サステナビリティ重点課題のひとつに「循環型社会の実現」を掲げて取り組んでいる。サッポログループ容器包装ビジョンにおいては、 2050 年までに循環型社会に対応した容器包装へ 100 %変更していくことを目指しており、昨年 1 月からグループ傘下の同社でも次世代容器包装開発の「 eco フレンドリー」プロジェクトを始動した。

「 eco フレンドリー」シリーズ第 6 弾の取り組みは、通常、飲食店用のビール樽に商品識別のために巻き付けているプラスチック製ラベルの代わりに、樽側面に商品名を直接印字することでプラスチックを削減する取り組み。同社が取り扱う樽全量を従来のプラスチック製ラベルからこの直接印字方法に切り替えた場合、年間でプラスチックを約 4.2t 、 CO2 排出量を約 26t 削減することができるという。

今回のテスト運用は、同社が静岡県エリア限定で販売している「サッポロ 静岡麦酒 10L 」を対象に、市場での取り扱いやすさなどを検証して改良を進めながら、同技術の本格採用を目指す。

同社は、今後もスピード感をもって環境配慮型の容器包装開発を推進し、積極的に実証実験をしていく「スモールトライ」を通じた顧客とのコミュニケーションにより、次世代の容器包装を次々と創造し実用化を目指すとしている。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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