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SBI新生銀行、2024年会社員のお小遣い調査 -会社員のお小遣い編

SBI新生銀行は、20代~50代の有職者の男女約2,700名を対象にした「2024年会社員のお小遣い調査」を実施し、その結果を公表した。外食ドットビズでは、「お小遣い編」「昼食事情編」「飲み事情編」に分けて掲載する。
 今年3月の月例経済報告で「景気は、このところ足踏みもみられるが、緩やかに回復している。」とされる景況感の中、今年の男性会社員の月額平均お小遣い額は、昨年の40,557円から1,477円減の39,081円となった。昨年は、最も高い2010年(41,910円)に次ぐ金額で、2010年以降では初の40,000円台となったが、今年は一転して40,000円を割った。年代別では、50代(37,911円→43,453円)で大幅に増加した一方、20代(46,453円→40,373円)で大幅に減少、また、30代(37,178円→36,196円)と40代(40,801円→36,089円)でも減少するなど、世代間で差が出る結果となった。この1年間のお小遣い額の変化では、変化があった会社員は「アップした」が8.9%(前年6.9%)、「ダウンした」が10.4%(同9.3%)と、ダウンした会社員の割合がやや多い結果となった。年代別にみると、若い人ほど「アップした」の割合が高まり、20代では14.7%となった。一方、「ダウンした」の割合は、50代で11.5%と最も多くなった。
 一方、女性会社員の月額平均お小遣い額は、昨年の35,001円から80円減の34,921円となった。昨年は、最も高い2014年(36,712円)に次ぐ金額だったが、今年は微減となった。年代別では、20代が最も高く40,578円(前年39,980円)と男性会社員の平均額を上回った。30代(34,155円→39,444円)は大幅に増加した。一方、昨年5,000円超の大幅増であった40代(35,818円→31,394円)と、50代(30,177→28,809円)は減少した。お小遣い額に変化があった会社員は「ダウンした」の割合が13.2%と男性会社員よりわずかに高く、特に40代で16.6%と最も多かった。

【調査概要】
調査時期:4月12日~4月15日
調査方法:インターネットによる調査(マクロミルに依頼し全国からサンプルを収集)
調査エリア:全国
調査対象者:会社員(正社員・契約社員・派遣社員)、パート・アルバイト
サンプル数:2,718名(会社員:男性1,252/女性842/パート・アルバイト:男性312/女性312)

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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