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外食トピックス

日本チェーンストア協会、5月のスーパー売上高は100.1%と前年を上回る

日本チェーンストア協会は、会員企業 47 社・ 9,183 店を対象にした 2024( 令和 6) 年 5 月度チェーンストア販売統計を発表。 5 月は、食料品は節約志向から買上点数減少が続いている中、農産品の相場高騰や店頭価格上昇によりまずまずの動きだった。衣料品は天候不順の影響もあり動きが鈍く、住関品の動きも鈍かったが、総販売額は 1 兆 323 億 4647 万円 ( 店舗調整後前年同月比 100.1 % ) と 15 ヶ月連続で前年を上回った。

部門別では、食料品が 7178 億 1656 万円 ( 同 102.2 % ) 、衣料品が 561 億 8965 万円 ( 同 91.0 % ) 、日用雑貨品などの住関品が 2091 億 5391 万円 ( 同 100.9 % ) 、サービスが 19 億 6270 万円 ( 同 102.7 % ) 、その他が 472 億 2365 万円 ( 同 83.1 % ) であった。

なお、商品別の食料品関連の動きは以下の通り。

農産品は、キャベツ、玉ねぎ、大根、ブロッコリー、トマト、きゅうり、レタス、人参、なす、ピーマン、たけのこ、きのこ類、カット野菜などは好調だったが、アスパラガス、フルーツトマト、とうもろこし、豆類、梅などの動きは鈍かった。果物では、いちご、バナナ、キウィフルーツ、輸入チェリー、カットフルーツなどの動きは良かったが、りんご、すいか、メロン、オレンジなどは動きが鈍かった。

畜産品は、鶏肉はまずまずの動きだったが、牛肉、豚肉の動きは鈍かった。鶏卵、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。

水産品は、まぐろ、ぶり、ヒラメ、鯛、まあじ、サーモン、ほたるいか、塩干物、冷凍魚、漬け魚、あさりなどはまずまずの動きだったが、かつお、生するめいか、まいわし、いさき、あゆ、ちりめんなどの動きは鈍かった。

惣菜は、温惣菜はフライ、天ぷら、唐揚げ、焼き魚などはまずまずの動きだったが、オードブル、焼き鳥、中華などの動きは鈍かった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともにまずまずの動き、弁当、寿司もまずまずの動きだった。

その他食品は、米、牛乳、飲料、乳酸菌飲料、ヨーグルト、アイスクリーム、カップ・袋麺、パン類、和・洋調味料、オリーブオイル、乾物、デザート、キャンディ、スナック、珍味、ビール、ノンアルコール飲料などの動きは良かったが、乳飲料、パスタ、インスタントコーヒー、プリン・ゼリー、和・洋菓子、缶詰、水物、練製品、漬物、煮豆、ワインなどの動きは鈍かった。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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