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外食トピックス

リクルート、じゃらん 人気観光地 満足度ランキング2024_西日本エリア編

リクルートが発行する旅行情報誌「じゃらん」は、東北から九州に居住する約6,200人を対象に観光地に関するアンケートを実施し、その結果を「じゃらん 人気観光地 満足度ランキング2024」として発表した。今回は、西日本の3エリアを掲載する。なお、本ランキングは、2023年に宿泊旅行で訪れたことがある観光地の中から「もう一度行きたい」と思う観光地を集計したもの。また、結果の一部は、7月1日発売の「じゃらん」8月号でも紹介される。
■関西・北陸エリアのトップ3は「城崎温泉」「白浜温泉」「金沢・湯桶」
 関西・北陸エリアのトップ10は、「城崎温泉(兵庫)」(70.7%)、「白浜温泉(和歌山)」(68.9%)、「金沢・湯桶(石川)」(67.9%)、「ユニバーサルシティ(大阪)」(66.7%)、「淡路島(兵庫)」(64.8%)、「京都市(京都)」(62.7%)、「伊勢・二見(三重)」(61.9%)、「飛騨高山(岐阜)」(61.1%)、「奈良市・大和郡山(奈良)」(58.1%)、「有馬(兵庫)」(57.4%)だった。
 「関西・中国・四国じゃらん」編集長の鳥羽舞衣子氏は、『「城崎温泉」が2023年の10位から大幅に順位を上げて1位を獲得しました。宿泊施設のリニューアルや街歩きにぴったりな飲食店のオープンが相次ぎ、リピーター再来の促進にもつながり支持が集まったのではないかと考えています。2位には「白浜温泉」が続き、上位を温泉地が占める結果に。昨今のご自愛ブームも重なり温泉地で癒やされたいニーズの高まりを感じます。3位の「金沢・湯涌」は北陸新幹線延伸に向けて注目が集まったとみられます。そのほか「京都市」など、全体的に開業の動きが活発だった観光地に人気が集まるランキングとなりました。』と解説した。
■中国・四国エリアのトップ3は「角島周辺」「小豆島」「三朝」
 中国・四国エリアのトップ10は、「角島周辺(山口)」(61.1%)、「小豆島(香川)」「三朝(鳥取)」(各60.0%)、「道後温泉(愛媛)」(59.4%)、「蒜山高原(岡山)」(58.3%)、「玉造温泉(島根)」(57.6%)、「宮島・廿日市(広島)」(55.6%)、「琴平・善通寺(香川)」(54.9%)、「出雲大社周辺(島根)」(54.5%)、「高知市(高知)」(53.8%)だった。
 鳥羽氏は、『2023年の15位から1位にジャンプアップした「角島周辺」。角島大橋からほど近いホテルのリニューアルオープンや絶景のロケーションを生かしたアクティビティも充実し、ますます注目を集めています。また「三朝」「玉造温泉」といった人気温泉地もランクアップ。良泉質に癒やされたいニーズがうかがえます。「蒜山高原」も順位を上げ、猛暑の影響により避暑地として支持を集めたと考えています。全体的に海や高原、川などの自然が身近に感じられる観光地が多くランクインしており、旅情感が感じられる景観がポイントになっているのではないでしょうか。』と解説した。
■九州・山口エリアのトップ3は「別府」「ハウステンボス」「黒川温泉」
 九州・山口エリアのトップ10は、「別府(大分)」(65.4%)、「ハウステンボス(長崎)」(63.6%)、「黒川温泉(熊本)」(58.3%)、「由布院温泉(大分)」(54.7%)、「南阿蘇(熊本)」(53.2%)、「博多(福岡)」(52.2%)、「海の中道・志賀島・能古島(福岡)」(52.0%)、「久住高原(大分)」(51.6%)、「霧島温泉(鹿児島)」(51.2%)、「長崎市(長崎)」(47.9%)だった。
 「九州じゃらん」編集長の中村優理氏は、『上位10エリアのうち、半数の顔ぶれが変わりました。「博多(博多駅周辺)」や「長崎市」、アクセスの良いリゾートエリアである「海の中道・志賀島・能古島」「久住高原」「霧島温泉」が2023年の10位圏外からランクインしています。九州エリア内を巡る宿泊旅行において、近場で“非日常が味わえる場所”へのニーズが高まったのではないかと考えています。1位を獲得した「別府(別府八湯)」は話題の絶えないエリアです。いつ、何度訪れても新たな発見がある人気温泉地の“底力”を示す結果となりました。』と解説した。

【調査概要】
調査時期:1月22日~1月27日
調査方法 :インターネットリサーチ
調査対象:対象の各地域に居住する20~69歳の男女
※東北の調査は東北居住者など、そのエリアに居住の人に回答してもらった
調査実施機関:マクロミル

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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