Pioneer #02
外食企業と地域に貢献する
フードビジネスサポートの挑戦
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仕事と人を知る
Pioneer #02
外食企業と地域に貢献する
フードビジネスサポートの挑戦
フードビジネスサポートの挑戦
OUTLINE
業務用営業のサポート部隊として、顧客である外食企業のコンサルティングを担うフードビジネスサポート(FBS)グループ。その業務領域は近年、急激な広がりを見せ、案件の規模もスケールアップしている。FBSで豊富な経験を持つ二人のマネージャーが挑み始めた顧客支援の形とは? 取り組みの先に拓かれるサッポロビールの未来とは?
平野 武樹
外食営業本部 外食統括部
フードビジネスサポートグループ マネージャー
2006年入社/人間環境学部卒
フードビジネスサポートグループ マネージャー
2006年入社/人間環境学部卒
現在は地方自治体の公募事業に注力。プロジェクトリーダーとしてメンバーを束ね、地方における事業計画の立案・運営にあたっている。
林 佑介
外食営業本部 外食統括部
フードビジネスサポートグループ マネージャー
2007年入社/理学部卒
フードビジネスサポートグループ マネージャー
2007年入社/理学部卒
社内各部署や協力会社を巻き込みながら、外食企業の業態開発サポートを中心に、多岐にわたる顧客支援策を企画・遂行。
※インタビュー内容は取材時のものです。
サッポロビールの業務用営業部隊は、外食企業様のメニュー開発支援の一環として、食材のご紹介も行っているわけですが、私自身そのために全国を回り、食材の生産者発掘をする中で、「いい食品なのに売れない」「規格外の食材なので廃棄せざるをえない」といった生産現場の悩みに数多く触れてきました。またその一方で、外食企業様も「まだ市場に出回っていない魅力的な食品を入手したい」という意向を持っておられます。そこで、全国の飲食店様と強いコネクションがある弊社が自治体事業に参画すれば、生産現場にも飲食店様にも喜んでもらえるビジネスモデルが創れるだろうと考えて上司に相談したところ、即座にGOサインが出たんです。「世の中のためになる事業ならトライしなさい」と。
得意先に寄り添う姿勢は、非常に共感する部分ですね。私が仕事をするうえで常に意識しているのも、外食企業の方々の立場になって思考することなので。
林さんは本当に得意先への愛が深いですからね。相手の成功を心から願い、相手のことを100%考え尽くしている姿を見て、いつも敬服しているんですよ。
ありがとうございます。一方、私が取り組んでいるFC関係についてお話しすると、近年は営業担当者の提案活動の成果もあって、多店舗展開を検討している得意先がFCに加盟し、新規店舗をオープンするといった事例が増えています。そこで私たちのチームでは今、得意先の潜在ニーズに対応すべく、フランチャイズの企業(本部)側と加盟店側をマッチングさせる新たな企画を検討しています。実現すれば、FC業界でも初めての取り組みとなると思いますので、私自身とてもワクワクしています。
他方、施策を拡張していくと、得意先の経営者や役員、現場の方、社内の他部署に協力会社…と、巻き込む相手が増えるため、自分自身の視座も増え、捉え方の幅や視野が広がったとも思います。
私も受託事業のPDCAを回すことにより、プロジェクトリーダーとして必要な視点の気づきが多くありました。また、事業計画の立案から全コストの試算までを行って提案活動をしたことで、部署の若手メンバーが目覚ましく成長し、経営感覚を持ちながら主体的に動いてくれるようになったのは非常に頼もしく、嬉しい限りです。