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無駄を省いた最小限の装備と、どんな苦労もいとわない最大限の努力。その先に待ち構える超スペシャルなシチュエーションで、前人未到の乾杯を実現する。それがSAPPORO OVER QUALITY EXTREME。第5弾となる今回のターゲットは、標高はもちろん、季節や天候、時間帯など、さまざまな条件が揃わなければ拝むことのできない天空の大絶景、雲海。行けば必ずお目にかかれるとも限らない、奇跡の光景に挑む!
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入山前の準備は
いついかなる時でも慎重に舞台は、山梨県にそびえる甘利山(あまりやま)。標高1,731mに及ぶ頂上からは富士山が一望でき、さらに比較的高い確率で雲海も見ることができるという絶景スポットだ。まずはその頂を目指し登山道からアプローチ。と、その前に、しっかりとルートを確認しつつ、改めて装備品を確認。山に入る前には、入念な下準備が不可欠なのだ。
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新緑が息づく穏やかな登山道に
スタッフ一同、意気揚々いざ、入山。辺りを木々が囲う気持ちのいい登山道には、これでもかというほどにマイナスイオンが充満している。スタッフ一同の足取りも軽く、心なしか表情も爽やか。そんな和やかな雰囲気の中、途中見かけた『クマ出没注意』の看板にビビりながらも、順調に歩みを進める。滑り出しは上々だ。
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疲れがたまるその前に。
早めの栄養補給が効いてくる天気も良く道も穏やか。全体的にグッドコンディションの山行が続くが、当然、疲労も徐々に蓄積してくる。そんな時はこの1本。レモンの力が凝縮された、ポッカサッポロの『レモンの元気』。グイっと一気に飲み干せば、たっぷりのクエン酸が疲れた身体に染み渡る。たまり続ける疲労感には、早めの対策が有効だ。
突然の濃霧の中に現れた小さな野池。ここが今夜の野営地に
わずかな休憩で再び元気を取り戻し、またしばらく歩いていると突然、さっきまでの好天がウソのように霧が立ち込めてきた。あっという間に乳白色の世界に取り込まれるスタッフ一同。若干の不安を覚えつつもさらに前進したところで、小さな池のほとりに到着。今日はここで野営をし、翌朝早く雲海にアタックする。
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珍しく訪れたフリータイムに
ホッとひと息リラックス寝床となるテントを立て終えたら、早くも本日の任務は終了。OVER QUALITYシリーズにしては非常にレアな、たっぷりの自由時間が訪れる。気付けば、辺り一面を立ち込めていた霧もすっかり晴れている。何はともあれ、テントサイドでリラックス。夜に向けて焚き木を組む、時間を持て余したスタッフ2名。いやいや、まだ早すぎるから。
思い思いに過ごす自由時間に、人となりが見え隠れ
実はこちらの甘利山には、頂上からの眺望の他にもうひとつ名物がある。それがレンゲツツジ。その可憐な咲き姿に、思わず自前のカメラを握る写真好きのスタッフN氏。その高尚さに相反して、まずは食い気とばかりに神州一味噌のカップ味噌汁を啜るスタッフ2名。花より団子とは、まさにこのこと。
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待望の焚き火がスタート。
これぞキャンプの醍醐味そうこうする内に、すっかり夜のとばりも下りてきた。日中の爽やかな陽気とは打って変わって、気温もググっと落ちてくる。初夏とはいえ、夜の山はやっぱり寒い。となればいよいよ、まだ陽が高い内から早まって準備した焚き木の出番。ボワッと着火して暖を取る。キャンプの至高の瞬間だ。
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明日に備えて早めの消灯。
とはいえ生活リズムには敵わない焚き火の魔力に魅入られ、炎の揺らめきに捕らわれること数時間。雲海のベストタイミングは日の出時ということで、今晩は早々に寝床へ入る。明日は夜明け前から頂上へ向けて出発だ。とはいえスタッフ一同、普段の就寝時間とは程遠い。全員この後しばらく寝付けずに、寝袋の中でもだえ苦しんだという。
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日の出とともに現れる
雲海を目指して
深夜のラストアタック結局、誰ひとりとして満足な睡眠を取ることのできぬまま、まだ太陽の欠片も見えてこない真夜中から行動開始。ヘッドライトを装着し、真っ暗な登山道を進む。幸い、頂上まではもうわずか。道もキレイに整備されている。これなら小さな灯りだけで充分だ。あとは無事に雲海が出てくれることを祈るのみ!
日の出が連れてきたパーフェクトな雲海に一同感激!
スタッフ一同が頂上に登り切る頃、空も徐々に明るくなり始めてきた。改めて眼下を見渡せば、なんとそこには地平線まで覆い隠す雲海が! 『オレたちやっぱり持ってるわ〜!』なんて興奮しつつその光景に見惚れていると、空はどんどん明るくなる。ここから一気にギアを上げ、ダッシュで撮影準備に取り掛かる。
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まさかここまで見渡せるとは!
満を持して姿を現した
日本の頂点空もすっかり明るくなると、今度は富士山がお目見え。見渡す限りの広大な雲海から顔を出す、お馴染みのあのシルエット。日本人なら何度も見たことがあるはずなのに、今日ここから見るその姿は、いつもより何倍も神々しく幻想的だ。この完璧なシチュエーションは、ちょっとやそっとの運じゃ引き寄せられない!
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登頂のお約束カットも
しっかり撮影。
甘利山、ありがとう!想像以上に完璧なシチュエーションに、感無量のスタッフ一同。このとてつもなく幸運なシチュエーションを与えてくれた甘利山に敬意を払い、その山頂でも記念に1枚。山岳隊さながらにOVER QUALITY EXTREMEの特製フラッグを掲げ、我らスタッフ一同の足跡を刻む。
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その出現率の低さから、『見れたらラッキー』くらいの意気込みで臨んだ今回のOVER QUALITY EXTREME第5弾、雲海編。しかしその後ろ向きな覚悟とは裏腹に、蓋を開けてみれば、まさかまさかの超完璧な雲海が! これを『持ってる』と言わずとして何と言う。そんな自分たちの幸運具合に自惚れつつ、この超幻想的な大絶景を見せてくれた甘利山に感謝の気持ちを込めて、いざ乾杯! 神々しい陽の光に照らされ黄金色に輝くヱビスビールを、大いなる達成感とともに飲み干した。
大自然が織り成す超絶景の中、前人未到の乾杯を味わうエクストリームな本企画。その極限の撮影に同行したサッポロビール社員の、生の声を書き起こす連載コラム。それがSAPPORO OVER QUALITY PEOPLE。社員M氏が体験した、リアルな現場感が語られる。
人生初の完璧な雲海に感激! この雄大な風景をみなさまにも
「今回は珍しく自由時間たっぷりだったので、みんなで大自然を感じつつ、リラックスして撮影することができました。特にスタッフ全員で池のほとりで食べた昼食は、格別に美味しかったですね。とはいえ、甘利山へのラストアタックは大変だった……。登山道も整備されていてとても登りやすかったのですが、何度も写真を撮るふりをして休憩してました(笑)。けれどその先に待ち受けていた雲海は、本当に素晴らしかった。あんなに完璧な雲海を見たのは生まれて初めてですよ。日本でもこんなに神秘的な風景が見られるのかと、素直に感動しました。またSCENE.3の2段落目の写真では、よく見ると月の上に金星も輝いていますね。そしてその下の写真のとおり、横を向けば富士山も。この贅沢で雄大な風景を、みなさまも是非お楽しみください」。
※撮影場所は許可を得て自然保護に十分配慮し撮影し、きちんと清掃を行っています。
また、一般の方の立ち入りが規制されている場所が含まれます。
※各シーンの描写は撮影上の演出であり、許可を得た上で安全に十分配慮し撮影しています。
また、一般の方には規制されている行為を含みます。
※飲用シーンの描写は撮影上の演出であり、撮影中のアルコール飲用はありません。
※コンテンツ名「SAPPORO OVER QUALITY」とは、クオリティの高いシチュエーションを表現しており、
製品の品質について言及するものではありません。