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過去11回に渡り、日本全国の超絶景でスペシャルな乾杯を実現してきたサッポロビールの異色コンテンツ、SAPPORO OVER QUALITY。そこからさらに一歩踏み込み、まさに前人未到の秘境で最高の乾杯を求める新シリーズがデビュー! SAPPORO OVER QUALITY EXTREME。一切の無駄を削ぎ落としたミニマム装備で挑む、文字どおりエクストリームな乾杯プロジェクトをお届けします。第一回目は、奄美大島の大自然が育んだ圧巻の大滝より。
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日本国内とは思えない
密林エリアからアタック開始!新企画OVER QUALITY EXTREMEの記念すべきこけら落とし。舞台は、鹿児島本土と沖縄本島の間に浮かぶ離島、奄美大島。世界自然遺産への登録も現実味を帯びる、国内屈指の秘境のひとつだ。そんな神秘の島の奥地に、知る人ぞ知る絶景の秘滝があるという。当然、その道のりは険しい。まずは荷物を厳選し、南国特有のジャングル地帯から歩みを進める。
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開始直後、
突然の豪雨に遭遇!
南国の先制パンチに面食らう出発から僅か数十分後。さっきまでの快晴がウソのような、急激な雨に見舞われる。ちょ……これ撮影できるの? なんて不安を煽られつつ、とりあえず生い茂るシダ植物の下で雨宿りしていると、ほんの数分で雨はピタリと止んでしまった。これっていわゆる、南国特有の天気雨? 奄美大島の手荒な洗礼に面くらいながらも、力ずくで味わわされた異国感に期待も膨らむ。
ジャングルの中に突如岩場が出現。まさか滝はもう目の前か!?
ほんの一瞬の豪雨による小休止を終え、いよいよ本番とばかりにジャングルの奥へ足を進めるスタッフ一同。出迎えてくれたのは、人の手がまったく入っていない密林の獣道。まだ出だしにも関わらず、誰もが無言。楽しくおしゃべりなんかしている余裕は皆無なのだ。とにかく足下に注意しながら懸命に進んでいると、不意に岩がゴロつく場所に到着。遠くからは水の流れる音も聞こえてきた。あれ?意外と滝までもうすぐなんじゃない? なんて考えは激甘だった。
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水場に辿り着くも
お目当ての滝は遥か彼方。
ぬか喜びした己を呪う岩場を横目にジャングルを進んでいると、ようやく滝の存在を連想させる水辺に出た。ヒンヤリとした空気が気持ち良い。「もう少しかな……」と、誰かが呟く。息を整えながら全員で地図を確認してみるも、まだ半分弱しか来ていないことが判明。しばしの沈黙。そしてスタッフ各自で自己解決。まぁ、ほら、エクストリームだし。わかってたよね。覚悟を決めてさ、行こうよ、みんな。
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穏やかな清流に思わずホッコリ。
ラストアタック前の癒しを乞う初めに水辺に出てからさらにしばらく歩き続けると、ようやくジャングル地帯を完全に抜け切り、開けた岩場の渓流地帯に到着した。そこはこれまでのハードボイルドな道のりとは裏腹に、川の流れも穏やかな癒しの場所。スタッフ一同にも安堵の表情が宿る。そして今度こそ、ゴールとなる滝までもう少し! 改めて心を整え、ラストアタックに向けて気合いを入れ直す。
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遂に彼の滝を目視成功!
ゴールまではもうひと息。
待ってろよ! 滝!大小さまざまな岩を超え、時に川面に連なるように浮かぶ飛び石を渡りながら、ひたすら上流へと進むチームOVER QUALITY EXTREME。不意に目線を前方に向けると、遂に目指すべき滝の姿がお目見え! まだ到達していないのに、思わず感慨深さにふけるスタッフ一同。しかしその先には、これまでよりさらにハード&デンジャラスな道のりが待ち構えていた。
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冷たく澄み切った滝壺で
クールダウン。
秘境感がハンパない先ほどまでの疲労困憊感はどこへやら。ゴールが見えてしまえば、一気にペースが加速する。アクションゲームさながらにピョンピョンと岩を飛び渡り、あっという間に滝壺に到着した。けれど撮影スポットはまだ先。さらなる高みを目指し、ここからはロッククライミング的な登りが待ち受けているとのこと。ラストアタックを目前に滝壺で顔を洗い、さぁ最後の挑戦だ!
ハードクライミングのご褒美は、人目を忍ぶ神秘のガジュマル
現地の方曰く、滝を見に来る人は数いれど、そのほとんどが滝壺の少し手前で引き返してしまうという。その理由は他でもない。さらに上まで登るのは、相当にハードだから。その険しさが伝わるのが左の写真。ガチでこんな感じです。しかしながら、ここをガッツとチームワークで登り切ると、なんとそこにはガジュマルの大木が! その存在感は、もはや神々しいほどに神秘的。
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遂に登頂成功!
水分を補給しながら
黄昏の休息タイム企画名に偽りなし。文字どおりエクストリームなロッククライミングを終え、この日最後の休憩をとる。必死の思いで登り詰めた岩山を見下ろしてのクールダウンは、まさに格別。手にはポッカサッポロのスポーツウォーター。失われた水分を補給すれば、思わず心の底から安堵のため息が漏れる。けれど本当は、一刻も早くビールが飲みたいんだ!
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ガジュマルの下に
平らな巨岩。
奇跡の撮影スポットは
神様からの贈り物?そしてこちらが本日のセッティングスポット。辺り一面に険しく切り立った岩肌が連なる中、ガジュマルの木の下だけが、ちょうど良くフラットになっている。目の前には、落差100mを超えるとも言われる大滝が。その奇跡的な組み合わせは、奄美大島の大自然に宿った神の所業か。得も言われぬ圧倒的に壮大な美しさに、スタッフ全員、しばし声を失った。
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崖の上にベーステント。
その非日常的な光景は
まさにエクストリーム!丸一日でも無心で眺めていられそうな超絶景に魅入られること数分。まだまだ景色を見ていたい気持ちは大いにあるけど、ボヤボヤしているヒマはまるでない。最後の決めカット撮影に向けて、セッティングの仕上げに取り掛かる。一段下がった岩場に山岳テントを張ってベースを設置。もちろんペグは刺さらないが、辺りに無限に転がる岩を使えば、テントを立てるには事欠かない。
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1枚の写真のためにここまでする!?
フォトグラファー魂が炸裂!サイトセッティングを進める一方、フォトグラファーチームは最後の決めカットを狙うためのベストポジションを散策。すべての荷物をおろし、あらゆる場所を隈なく探す。少しでもインパクトのある1枚を残すため、ご覧のとおりのデンジャラスゾーンまでしっかりチェック。岩肌に張り付く姿はリアルクライマーさながらだ。
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Kitchen by SAPPORO OVER QUALITYに続くスピンオフ企画第二弾として、満を持してデビューしたOVER QUALITY EXTREME。その第一回目を飾るに相応しく、まさにエクストリームなエッセンスが満載となった今回。熱帯さながらのジャングル、荒々しい渓谷、そして最後に待ち構えていた巨大な岩山。それらすべてを制覇して辿り着いた、奄美大島の大自然の中に潜む神秘の大滝。極限の疲労感と言葉にならない達成感、そして前人未到の絶景を肴に、いざ乾杯!!
極限まで無駄を省いたミニマムセッティングで、前人未到の乾杯を味わうエクストリームな本企画。その極限の撮影に同行したサッポロビール社員の、生の声を書き起こす連載コラム。それがSAPPORO OVER QUALITY PEOPLE。社員M氏が体験した、リアルな現場感が語られる。
驚愕のハードワークの後に辿り着いた、超大絶景に唖然呆然
「軽い装備で、OVER QUALITY本編では行けないような場所で乾杯しようという企画でしたが、まさかこんなに肉体を酷使するとは……。いくら荷物が少ないとは言え、すべての道具をザックに詰め込むんだから、その重量は相当なもの。それを背負いながら、鬱蒼としたジャングルを進み、巨大な岩によじ登り、ようやく滝に辿り着いた時の感動は、とても言葉では語れません。100mを超える落差を持つとも言われる滝の存在感は、本当に言葉を失うほどに素晴らしかったです。ひとつだけ心配な点を挙げるとしたら、初回からハードルを上げすぎたことですかね(笑)。これを超える企画を次回以降どうするのか、っていう。とはいえ今後も続けて行くので、みなさまもどうかご期待ください」。
※撮影場所は許可を得て自然保護に十分配慮し撮影し、きちんと清掃を行っています。
また、一般の方の立ち入りが規制されている場所が含まれます。
※各シーンの描写は撮影上の演出であり、許可を得た上で安全に十分配慮し撮影しています。
また、一般の方には規制されている行為を含みます。
※飲用シーンの描写は撮影上の演出であり、撮影中のアルコール飲用はありません。
※コンテンツ名「SAPPORO OVER QUALITY」とは、クオリティの高いシチュエーションを表現しており、
製品の品質について言及するものではありません。