- 1467年、ピエモンテ州の地で歴史は始まる
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テヌータ・カレッタ社は、550年以上の歴史を誇るイタリアでも最も古いワイナリーの一つです。ピエモンテ州の貴族たちによって、高品質のワインを生み出す深い歴史を刻んできました。
今日、テヌータ・カレッタ社は広大な畑を所有するだけでなく、ロエロ、ランゲのワイナリーの中で最も評価の高いワイナリーの一つとして注目されています。
120ヘクタールに及ぶ自社畑
テヌータ・カレッタ社は2014年、ユネスコ世界遺産に指定された偉大なワイン生産地、ランゲ、ロエロ、モンフェラート地区に拠点を置いています。120ヘクタールに及ぶ有数の自社畑には、アルタランガ (ALTA LANGA)、 ニッザ (NIZZA) を含む最良畑を保有しています。ロエロ地区の一区画には、ワイナリーを中心に南から北西にかけて円形劇場型となっている素晴らしい畑も魅力の一つです。栽培されているブドウの多くはアルネイス種で、その他にもネッビオーロ種、バルベーラ種、ファヴォリータ種(ヴェルメンティーノ種と同一)が栽培されています。この区画以外にもバローロ村の区画カンヌービの丘に2.6ヘクタールの畑を所有しており、ネッビオーロ種より名声高いバローロDOCGカンヌービ、バローロDOCGカンヌービリゼルヴァを生産しています。今後、更なるDOCG商品の投入を計画する等、まさにピエモンテ州を代表するプレミアムワイン生産者と言えます。
- プレミアムワインを生み出す土壌
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テヌータ・カレッタ社の拠点があるロエロ地区は、アルバ市の横を走るタナ川の北側に位置します。このロエロ地区は、500万~258万年前に海面に浮上し、土壌は砂岩に由来する堆積岩で、土表は柔らかく、水はけの良い土地と言われています。砂質が多い土壌では、香りが華やかでエレガントな味わいのワインが生まれます。
テヌータ・カレッタ社では栽培技術を駆使し、この地ならではのブドウ本来の味わいが表現できるワイン造りを目指しています。
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- 最高級ワインの生産地 Langhe(ランゲ)
- 豊潤で力強い偉大な赤ワイン“バローロ”や“バルバレスコ”の名産地として名高い“ランゲ”の丘陵地。その歴史は古代まで遡ります。
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海抜200-400メートルにある丘陵地で、専らブドウが栽培されています。
その土壌は、主に白い石灰質の泥灰土、砂地や青みがかった泥灰土、そして白亜の硫黄性石灰岩で出来ています。
特に石灰質の泥灰土と砂地は、フィネス※ やストラクチャー、そしてエレガントさをワインに与えてくれます。 ※フィネスとはフランス語で「洗練されたもの」「繊細なもの」「上質なもの」を意味する言葉です。
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- 最高級ワインの生産地 Roero(ロエロ)
- ロエロ地区は北側に位置する丘陵地。東側はアスティに、北側はトリノに面しています。そして、南側はタナロ川が隣接しています。地理的な境界だけでなく、地質上の境界にもなっています。
- 石灰質の砂地で構成されるロエロ地区のワイン畑の土壌は、“ロエロ・アルネイス”や“ロエロ”といった2つの著名なDOCGを創り出します。“アルネイス”や“ネッビオーロ”の栽培において理想的な土壌といえます。