ニュースリリース

サッポロベトナム ロンアン工場に 太陽光発電設備を導入、海外拠点での再エネ化を推進 年間約706tのCO2を削減

日本国内においては、全工場、全営業拠点での電力の100%再生可能エネルギー化を2026年に実現します

サッポロビール(株)は、脱炭素社会の実現を目指した取り組みの一環として、715日にベトナム南部にある「サッポロベトナム ロンアン工場」(注1)に太陽光発電設備を導入しました。

当社子会社のサッポロベトナム社ロンアン工場は、2011年に竣工し、ベトナム国内のみならずアジアやオセアニア、ヨーロッパへの商品供給を行う工場であり、アジアパシフィック戦略において重要な拠点です。

ロンアン工場の導入設備は、太陽光パネル1,296枚、総パネル面積は約4,190平方メートルで、設備稼働による年間発電量は約1,043MWh、CO2排出量は年間約706t削減(注2)される見込みです。ロンアン工場ではこれまで環境省JCM制度を利用した設備補助事業の採択(注3)、ベトナム国内のビール輸送での内航船使用(注4)など物流部門での取り組みも含め、環境負荷低減の対策に取り組んできました。今回の再生可能エネルギーを用いることで、より一層の排出量削減を進めていきます。

日本国内では、全工場・全営業拠点で使用する電力の100%再生可能エネルギー化の計画を2030年から2026年へ4年前倒しすることとしました。

サッポログループは「サッポログループ環境ビジョン2050」(注5)で温室効果ガス排出量削減の中長期目標を掲げています。今回の国内外における取り組み強化で達成確度を高め、脱炭素社会の早期実現を目指します。

(注1) SAPPORO VIETNAM LTD. https://sapporovietnam.com.vn/
(注2) Department of Climate Change(DCC ベトナム気候変動局)発表(2024.03)のCO2削減量係数(0.6766t-CO2/MWh)をもとに算出。
(注3) https://www.sapporobeer.jp/news_release/0000011080/
(注4) https://www.sapporobeer.jp/news_release/0000012113/
(注5) https://www.sapporoholdings.jp/sustainability/environment/management/vision

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