ニュースリリース

ecoフレンドリープロジェクト第6弾
脱プラスチック!ビール樽商品のラベルレスのテスト販売を開始

年間約26tのCO₂削減を見込む

サッポロビール(株)は飲食店向けのビール樽の商品表示を、プラスチックラベルを使用せずに直接樽製品に印字するテスト運用を7月8日からエリア・数量限定で順次実施します。

サッポログループは、サステナビリティ重点課題のひとつに「循環型社会の実現」を掲げて取り組んでいます。サッポログループ容器包装ビジョン(注1)においては、2050年までに循環型社会に対応した容器包装へ100%変更していくことを目指しており、2023年1月からグループ傘下の当社でも次世代容器包装開発の「ecoフレンドリー」プロジェクトを始動しました。(注2)

「ecoフレンドリー」シリーズ第6弾の取り組みは、通常、飲食店用のビール樽に商品識別のために巻き付けているプラスチック製ラベルの代わりに、樽側面に商品名を直接印字することでプラスチックを削減する取り組みです。当社が取り扱う樽全量(注3)を従来のプラスチック製ラベルからこの直接印字方法に切り替えた場合、年間でプラスチックを約4.2t、CO₂排出量を約26t削減することができます。

今回のテスト運用は、当社が静岡県エリア限定で販売している「サッポロ 静岡麦酒10L」を対象に、市場での取り扱いやすさなどを検証して改良を進めながら、同技術の本格採用を目指します。当社は、今後もスピード感をもって環境配慮型の容器包装開発を推進します。積極的に実証実験をしていく「スモールトライ」(注4)を通じたお客様とのコミュニケーションにより、次世代の容器包装を次々と創造し実用化を目指します。

サッポログループは、サステナビリティ方針「大地と、ともに、原点から、笑顔づくりを。」のもとに、サステナビリティ重点課題に対する目標達成に向けて取り組みを進め、「持続可能な社会の実現」と「グループの持続的な成長」の両立を目指します。
(注1)https://www.sapporoholdings.jp/sustainability/environment/recycling/packaging/  
(注2)https://www.sapporobeer.jp/news_release/0000015583/ 
(注3)当社2023年の樽商品販売数量から算出。
(注4)少量の市場投入により「小さく試す」こと。


1.商品名    
「サッポロ 静岡麦酒 樽生10L 商品ラベルレス」

2.対象エリア    
静岡県静岡市、他

3.取組開始日      
2024年7月8日より順次切り替え               
※予定数がなくなるまでの期間限定となります。

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