「ecoフレンドリー」プロジェクト第3弾
ビール樽紙基材100%キャップシールの テスト運用を実施
「スモールトライ」を通じたお客様とのコミュニケーションにより、次世代の容器包装を次々と創造し実用化を目指します
サッポロビール(株)は、(株)フジシールインターナショナルの子会社である(株)フジシールと共同で開発した、ビール樽製品に使用する紙基材(注1)100%キャップシールのテスト運用を11月20日から実施します。
サッポログループは、サステナビリティ重点課題のひとつに「循環型社会の実現」を掲げて取り組んでいます。サッポログループ容器包装ビジョン(注2)においては、2050年までに循環型社会に対応した容器包装へ100%変更していくことを目指しており、本年1月からグループ傘下の当社でも次世代容器包装開発の「ecoフレンドリー」プロジェクトを始動しました。(注3)
「ecoフレンドリー」シリーズ第3弾の取り組みは、飲食店向けのビール樽に使用している一部がプラスチックのキャップに代わり、特殊加工を施した紙基材100%のキャップシールを使用する取り組みです。当社が取り扱う樽製品の全量(注4)を従来の一部プラスチックのキャップからこの紙基材100%のキャップシールに切り替えたと想定した場合には、年間でプラスチックを約5トン削減し、CO₂排出量は約87%削減できます。
今回のテスト運用は「サッポロ生ビール黒ラベルTHE BAR」(注5)と「サッポロビール名古屋ビール園 浩養園」(注6)で行い、安全性、使用感、店舗様における取り扱い性を検証して改良を進めながら、今後同資材の本格採用を目指します。
当社は、今後もスピード感をもって環境配慮型の容器包装開発を推進します。積極的に実証実験をしていく「スモールトライ」(注7)を通じたお客様とのコミュニケーションにより、次世代の容器包装を次々と創造し実用化を目指します。
サッポログループは、サステナビリティ方針「大地と、ともに、原点から、笑顔づくりを。」のもとに、サステナビリティ重点課題に対する目標達成に向けて取り組みを進め、「持続可能な社会の実現」と「グループの持続的な成長」の両立を目指します。
(注1) 印刷に関する機能付与剤やデザインインキを除く基材が紙に単一素材化したもの。
(注2) https://www.sapporoholdings.jp/sustainability/policy/systems/
(注3) https://www.sapporobeer.jp/news_release/0000015583/
(注4) 当社2022年の樽商品の数量から算出。
(注5) https://sapporothebar.com/
(注6) https://www.kouyouen.jp/
(注7) 少量の市場投入により「小さく試す」こと。
■スモールトライの概要
1.取組内容
通常ビール樽製品に使用する一部がプラスチックのキャップを紙基材100%のキャップシールに切り替える。
2.対象店舗・商品
①サッポロ生ビール黒ラベルTHE BAR
サッポロ生ビール黒ラベル 20L樽
②サッポロビール名古屋ビール園 浩養園
浩養園インディア・ペールラガー20L樽
3.取組期間
2023年11月20日~11月30日予定
<参考>
〇(株)フジシールインターナショナルホームページ https://www.fujiseal.com/jp/
〇サッポログループサステナビリティ方針https://www.sapporoholdings.jp/sustainability/policy/systems/
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