サッポロビール（株）は、2月28日に開催された、厚生労働省の委託事業「がん対策推進企業アクション」の令和4年度がん対策推進企業表彰授賞式において「がん対策推進パートナー賞（治療と仕事の両立部門）」を受賞しました。

「がん対策推進企業アクション」は、職域におけるがん検診受診率向上と治療と仕事の両立支援を、企業連携で推進していく国家プロジェクトです。企業が率先して「がん検診受診」や「治療と仕事の両立」の大切さを呼びかけ、職場から”がん”の克服を目指しています。当社も参画しており、約4,800におよぶ推進パートナーである企業・団体が、がんについての正しい知識の浸透やがんになっても働き続けられる環境整備にも取り組んでいます。

当社では、この受賞を励みに引き続きがんに影響を受ける社員の思いを大切にし、様々な事情を抱える社員の不安や悩みに寄り添いながら、誰もが生き生きと働ける環境を目指します。

■サッポロビール（株）受賞詳細
1.受賞内容
がん対策推進パートナー賞（治療と仕事の両立部門）

2.評価ポイント
・がん経験者の社内コミュニティ「Can Stars（キャンスターズ）」を2019年に立ち上げ、様々な活動に取り組んでいる。（注1）
・2017年に当社が作成した「がんなど治療と就労の両立支援ガイドブック」（注2）を、当事者である「Can Stars」のメンバーが参加して2022年に改定。当事者の視点や声を反映した内容で本人編、上司編、同僚編の3編構成とし、がんに罹患した社員が、治療と就労の両立に当たり必要な情報をいつでも閲覧できるような環境整備を継続。当事者視点に基づく社内意識啓発を行っている。
・社内に両立支援の具体的事例を発信することで、一般社員も含めて働き方の参考になっている。

（注1）https://www.sapporobeer.jp/news_release/0000009277/
（注2）ガイドブックは他企業の参考にしていただくべく、社内イントラネットだけでなく社外リリースにも掲載、公開しています。https://www.sapporobeer.jp/news_release/0000014618/