がん経験者の社内コミュニティ「Can Stars(キャンスターズ)」発足
サッポロビール(株)は、がん治療と仕事の両立に向けた支援、ならびにがんを経験した社員が安心して働ける環境整備を目的に、がん経験者の社内コミュニティ「Can Stars (キャンスターズ)」を立ち上げ、第1回会合を3月26日に開催しました。
当社では、これまで治療と仕事の両立支援に関し、2017年に「がんなど治療と就労の両立支援ガイドブック」を作成し、本年1月からは「治療短時間勤務制度」を導入しています。今回の社内コミュニティ「Can Stars (キャンスターズ)」の発足もこの延長にあり、昨年、民間表彰「がんアライ部・アワード」でゴールドを受賞した当社の「がんアライ宣言」(注1)を具現化したものです。
サッポログループでは、ダイバーシティ推進のメッセージとして「違いを強さに」を掲げ、あらゆる多様性を尊重し、一人ひとりの能力を最大限発揮できる環境の整備を行うと共に、健康経営の中にも「治療と就労の両立支援」を盛り込み、重要な取組みに位置付けています。
今後も社員の働きやすさと働きがいを向上させ、会社の強さにつなげていけるよう取組んでいきます。
(注1)サッポロビール がんアライ宣言
サッポロビールは、がんを経験した社員の思いを大切にし、働きやすい制度と対話により、会社の強さにつなげていきます。
記
1.コミュニティ名称
Can Stars (キャンスターズ)
「Can」はがんを表す“Cancer”と、参加者やコミュニティが今後できることを示す“Can”の両方の意味をもち、かつサッポロビールのシンボルである“☆(スター)”と組み合わせたものです。「がんを経験したサッポロの社員たち」を象徴的に表現しました。
2.発足日
2019年3月26日
3.発足時のメンバー
社内公募により集まった12名(男性4名、女性8名) ※グループ会社含む
4.活動内容
(1)ピアサポート(がん経験者同士の相互支援)
・がんを経験したピア(仲間)としての体験や思いの共有
・匿名による体験談の社内発信
(2)両立環境づくり
・会社のがん就労支援に関する制度・運用に向けた意見交換
・社内啓発活動への協力
(3)社会へのインパクト創出
・他企業の同主旨組織との交流・協働や活動の社外発信
5.発足宣言
私たちは、人生にはつらいことがあることを身をもって知っています。
でも、私たちは、生きることの素晴らしさも心から実感しています。
そんな私たちだからこそできることがあると信じています。
☆のもとに、がんを経験した社員の思いをつなげて。
Can Stars
2019年3月26日、スタートです。
以上
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