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外食トピックス

日本チェーンストア協会、2024年12月度チェーンストア販売統計を発表

日本チェーンストア協会は、会員企業 47 社・ 9,442 店を対象にした 2024( 令和 6) 年 12 月度チェーンストア販売統計を発表。 12 月は、食料品は節約志向から買上点数の減少傾向が続いているが、農産品の相場高、店頭価格上昇の影響などもあり販売額は伸びた。衣料品は季節商品を中心に動きが鈍かったが、住関品の動きが良かったことから、総販売額は 1 兆 3025 億 5603 万円 ( 店舗調整後前年同月比 103.0 % ) と 2 ヶ月連続で前年を上回った。

部門別では、食料品が 8983 億 4152 万円 ( 同 104.5 % ) 、衣料品が 662 億 4641 万円 ( 同 93.3 % ) 、日用雑貨品などの住関品が 2663 億 7590 万円 ( 同 103.9 % ) 、サービスが 29 億 6818 万円 ( 同 99.6 % ) 、その他が 686 億 2402 万円 ( 同 94.5 % ) であった。

なお、商品別の食料品関連の動きは以下の通り。

農産品は、白菜、大根、長ねぎ、じゃがいも、キャベツ、トマト、ミニトマト、レタス、きゅうり、ブロッコリー、きのこ類、スプラウト、カット野菜、カットサラダなどは好調だったが、玉ねぎ、さつまいも、生しいたけなどの動きは鈍かった。果物では、みかん、りんご、柿、バナナ、アボカド、キウィフルーツ、パイナップル、輸入ぶどうなどの動きは良かったものの、いちご、メロンなどの動きは鈍かった。

畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉の動きは良かった。鶏卵、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。

水産品は、刺身盛合わせ、まぐろ、かつお、サーモン、ぶり、あじ、いわし、さんま、塩鮭、漬け魚、数の子、牡蠣などの動きは良かったが、たい、たこ、いか、さば、たら、開き物、いくら、貝類などの動きは鈍かった。

惣菜は、温惣菜はフライ、天ぷら、オードブル、ピザ、サンドイッチ、ローストチキン、焼鳥、唐揚げ、焼魚などは好調だった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともに動きは良く、米飯、寿司もまずまずの動きだった。

その他食品は、米、飲料、野菜飲料、ヨーグルト、冷凍食品、冷凍野菜、アイスクリーム、シリアル、シチュー、鍋つゆ、食用油、レトルト、海苔、練製品、缶詰、納豆、豆腐、漬物、デザート、米菓、生菓子、チョコレート、のど飴、キャンデー、カクテル、ウイスキー、チューハイなどの動きは良かったが、乳製品、麺類、食パン、カップ麺、スナック、珍味、マーガリン、小麦粉、砂糖、佃煮、インスタントコーヒー、ドレッシング、焼酎、ビールなどの動きは鈍かった。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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