冬瓜とえびの冷やし鉢

冬瓜は冬の瓜と書きますが、旬は夏。貯蔵性が高く冬までもつといわれることから、この名がついたとか。煮るとすき通る果肉の美しさと食感の良さが魅力の冬瓜を、今回はだし汁を含ませる煮ものにしました。煮た後は一度冷やし、あんをかけてお召し上がりください。

料理家:本田よう一

材料 (2~3人分)

冬瓜
1/4個(約900g)
えび
6尾
オクラ
5個
小さじ1/2
片栗粉
大さじ1/2

A

しょうが(薄切り)
2枚
だし汁
3カップ
大さじ2
みりん
大さじ2
砂糖
小さじ1

作り方

  • 冬瓜はわたと種を取って皮をむき、食べやすい大きさに切って面取りをする。えびは殻をむいて、あれば背わたを取り、粗いみじん切りにする。
  • 鍋にAと冬瓜を入れて強火にかけ、煮立ったら中火で15分ほど煮る。塩を加えて1分ほど煮たら火を止め、そのまま冷ます。冷めたら冬瓜を取り出す。
  • あんを作る。冬瓜を取り出した煮汁の鍋に、片栗粉をまぶしたえびを加え、中火にかける。えびの色が変わるまで混ぜ、ふつふつと煮立つまで煮て、そのまま冷やす。
  • オクラは塩適量(分量外)をまぶしてまな板の上で板ずりし、熱湯で2分ほど茹でる。水にさらして水気をきり、幅5ミリに切って冷やした3の鍋に加える。器に冬瓜を盛り、あんをかける。

ポイント

冬瓜は面取りをすると煮くずれしにくく、見た目も美しく仕上がります。包丁で角をそぐようにしましょう。

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